どうも、久田和弘です。

前回、マンガのジャンル分けの難しさについて話題にしましたが、そのなかでも特に曖昧だと思うのが「ホラーとファンタジーの線引き」です。

例えば、昔『ロード・オブ・ザ・リング』っていう映画ありましたよね。
指輪物語を題材にしたこの映画、ジャンルはファンタジーに振り分けられるけど、内容はホラー要素も強めだったと記憶しています。

同じようにマンガも、架空世界で暴力描写が多く登場するなど、ふたつのジャンルがきっちり区別されることなく一体化し、結果「ダークファンタジー」という新たなジャンルを生み出すに至ったのかも…。

そもそも、妖怪・お化け・幽霊といった架空の存在が登場するホラーマンがは、それだけでファンタジー要素満載ですよね。
元々このふたつのジャンルは親和性が高いとなると、無理に区別することなく、むしろこの曖昧さが作品内でどう表現されているか楽しみながら読むとまた新たな発見に出会えるかもしれませんね!

さて、今回「ダークファンタジーの特徴」について久田和弘の思うところをお話しましたが、次回このジャンルに相当する作品をご紹介するので、しばしお待ちを!