久田和弘、『Pet』について語る

こんにちは!久田和弘です(^^)
前回は松虫あられ先生というマンガ家さんをご紹介しましたが、興味があるかたは是非ネットでいちど試し読みをしてみてください。
ところで、松虫先生の作品はほとんどが恋愛もので、そこにクセのあるキャラクターが登場するところに味があるわけですが、だからこそ若い女子の気持ちにグッとくるものがあるのかな?恋愛だけに主軸が置かれたマンガもある意味単純明快で魅力があるものの、例えば高橋くんの何気ないひとことや朋ちゃんの本音など、キャラクターそれぞれのクセが垣間見えることで、そこに読者は共感するのかもしれませんね…。

そういえば、無意識に記憶にのこる作品の多くが、自分にとってなにかしらの影響の元になっているなと、ふと思いました。一般論として人間性に影響をあたえるのは経験、体験、他人とのコミュニケーションとされていて、だからこそ積極的に行動する性格が推奨されるのでしょうが、本やマンガといったフィクションにも、誰かを勇気づけたり元気にする力は充分ありますよね。

現実とは正反対のフィクションが気持ちを変えることもある…
「記憶」って不思議だ。

恋愛にしろ物語にしろ、すべてが経験として記憶にのこり、自身を形成していくのなら、そのすべての所有権が自分にあると認識する機能は、果たしてどこにあるのでしょう?
「これはわたしの記憶」
そう断言できる証拠ってそういえば曖昧だよなという考えが、今回のテーマである『Pet』を読んでいて浮かんできたのです。