久田和弘が考える、「松虫あられ」ってどんなマンガ家??4

前回チラッとご紹介した松虫先生の新刊『自転車屋さんの高橋くん』も、「鬼娘」同様バリバリの恋愛系です。ちなみにヒーローとヒロインが初回から相思相愛な点も共通しています(*^^*)
…しかし、鬼娘のカレンちゃんしかり、こちらのヒロインもちょっと毒気が強め…イヤ、クセがある様子。まず、主人公の朋子は30歳、一般企業でOLをはじめて10年と、恋愛マンガにしては現実味が無視できないレベルですごい(笑)
さらに朋子こと朋ちゃん、初っ端から自分を休日出勤させた社長への恨みごとを友人とペラペラ話す、現代っ子特有(?)の毒舌キャラ要素と肝の太さもしっかり持ち合わせている。誰か聞いてたらどうするの…

得に彼女のキャラクター設定でおもしろいなと思うのは繊細さと鈍感さの加減ですかね。それが明確にあらわれているのが「デートのシーン」で、職場の爽やか営業男子と映画を見る際、自分の好みの作品はすぐ分かったのに、それを相手に全否定されてしまった瞬間だまってしまう朋ちゃん…。
(↑見に覚えのある読者はきっと多いはず)

自分自身の意思を否定する相手の前で、朋ちゃんは「鈍感で従順な女」になってしまうものの、上手くいくはずもなく……で、ここからの展開が自転車屋さんの高橋くんならでは!
そう、ヒーロー高橋くん、グッドタイミングに参上。

この高橋くん、とにかく朋ちゃんが大好き♡
だから朋ちゃんが困っていたり悲しんでいたりすると絶対に放っておけないのです。