久田和弘、『ジョジョの奇妙な冒険第5部 黄金の風』について語る3

今回からジョジョの第5部をメインに「ジョジョ素人による”愛”語り」を初めさせていただきます。
(終始変なテンションでお届けしますが生暖かい目で見守っていただければ幸いです←久々に読んですぐハマってしまったため気持ちの落ち着けどころが見つからず戸惑ってる)

・キャラクターデザインが「より人間に近く」なった
この記事を書く前に「荒木飛呂彦」というマンガ家についてもっと知りたいと思い過去のインタビューを漁っていたところ、「4部からキャラクターデザインを大幅に変更した」という回答を発見。
インタビューによると、ジョジョの初期は「分かりやすい強さ」をテーマにキャラデザをしたそうで、その結果神話に登場する「筋骨隆々な人物」をモデルに選んだのだとか。
しかし4部に突入し、それまでロールプレイングゲーム的に進んでいた物語の舞台が「杜王町」というごくごく身近な街に変わった途端、人物像にも「人間らしさ」を加える必要性が生じたそうです。たしかに、身近な街に銅像みたいな男たちが群がっていたらかなり不気味だし、この方が共感しやすい…。
その結果、「人間らしいキャラクターデザイン」は5部へと引き継がれ、それが「物語上の”悲しみ”に読者を強く引きつける」といったファクターの役割を果たしているのかもしれませんね。

では次回、5部に登場するキャラクターを掘り下げていきます、もうマジブチャラティ格好良いから!!!