久田和弘、『ギヴン』について語る5


こんにちはー。(久々の挨拶!)
さてさて、前回立夏のお兄さん的存在であるバンドメンバーの片割れ「梶さん」を紹介したので、今回はもうひとりについて書きますね。

ちなみに、単行本1巻に載っていたキャラクター設定資料が今回メチャクチャ役立ちました。コレ、それぞれの性格だけではなく音楽の好みや使っているヘッドホンの種類まで、書いてある内容が本当に細かいので、作品の設定眺めるのが好きな方には是非見ていただきたい!
設定資料集発売されないのかなぁ…久田が知らないだけでじつはもう出ているのかも??

ハイ、話しが脱線してしまったので本筋に戻しましょうね。
今回紹介するのは、中山春樹、22歳、大学院生、ベース担当。
長髪で物腰やわらか、お兄さんというより「お姉さん」感のほうが強いハルキさんは、慣れない様子の真冬にも親しく声をかけられる、バンドのコミュニケーション担当です。
真冬との接し方が分からず戸惑う立夏に対し、直接コミュニケーションの大切さを説くシーンがあるあたり、ハルキさん自身が「音楽=対話」をとても重視していることが伝わってきます。

…だからといってしっかりした人間性という訳ではなく、抜けているところは完全に抜け落ちているといいますか、時折「大ボケ」をかます様子から察するに、恐らく隣に梶さんがいることでバランスがとれているのでしょう。

そうそう、じつはこの作品、「梶さんとハルキさんの関係性」もかなり重要なポイントになると思うので、次回考えてみましょう!