こんにちは、久田和弘です。今回も『こいいじ』の魅力に迫ります!

聡ちゃんの奥さんであり、マメにとっては恋敵のはずなのに、不思議と「大好き」になってしまった女性、「はるさん」の人生は、その名前のように、まるで春風みたいに爽やかで、ちょっと甘い香りがして、誰かが気づいて振り向いたとしても、もうそこには何もない・・・そんな、どうしようのない寂しさも孕んだものだったと思います。
この春風は、聡ちゃん以外に、いや、聡ちゃんと出会うよりずっと前に、「ある人」の心のなかに吹いていました。その相手は、マメの姉、ユメです。
ユメは、マメとは何もかも対照的。子どもの頃から飄々としていて、母親から頼まれていた妹のオムツ替えを無理矢理聡ちゃんにやらせたり(これが後々マメを”女として見れない”要因になります)、自分の担当医の男性と不倫をしたり(ユメは持病持ちで、学生時代自宅で倒れたのを聡ちゃんに助けられた。ちなみに担当医の娘の華子とは仲良し)と、健康優良児で夢見がちな妹とは違い、リアリストで猪突猛進、そしてどこか野性的な超美人。
そんなユメ姉さんとはるさんが出会ったのは中学時代。入学したばかりのはるさんは、部活選びに悩んでいたところ、聞き慣れない外国名の愛好会を発見。恐るおそる部室をのぞくと、そこには三つ編みに制服姿のあだあどけないユメがひとり。はるさんの姿を認めた途端、「本当に1年の入部希望者がいた!」と呑気に言ってのける先輩の様子に、初め、はるさんは呆気にとられてしまったものの・・・・。

以上、お相手は久田和弘でした!