こんにちは、久田和弘です!

今日も個人的に考える『鬼灯の冷徹』という作品の魅力についてお話ししますね。

 

・・・さて、この物語の舞台は何度も書いたように「地獄」ですが、だからといってシリアスな展開はほとんど無い・・・と、いうより、正確にいうとゼロですね。

 

「地獄」という言葉からは、つい地獄絵巻に描かれているおどろおどろしい様子を思い起こしてしまうものの、作中登場する鬼たちは、もちろん地獄に落ちてきた人間を拷問するのですが、彼らにとってはあくまでもそれは「仕事のひとつ」であり、鬼灯のように閻魔庁で日々事務作業に追われているものもいれば、アイドルをやっているもの、技術職に就いているものなど、様々な役職が存在します。また、鬼だけではなく、日本人なら誰でも知る妖怪やお化け、昔話の登場人物が住みついていたりなど、かなりバラエティ豊かで賑やかなのが「鬼灯版」の地獄の特徴です。

 

なので、もういちど言いますが、殺伐とした雰囲気が好きな方は、別の作品をオススメします。

 

『鬼灯の冷徹』の独特な空気感をつかみたいなら、まずは1話目を読むのが良いかもしれません。ちなみに1話目は、過去の栄光が忘れられずに再び鬼退治をするため地獄にやって来た桃太郎が、お供の3匹と鬼灯の紹介先に再就職を果たすまでのながれとなっています。

 

ここで鬼灯がお供の3匹に提案した「最初の3ヶ月は契約社員として、その後は正社員として採用します」というセリフを目にしたとき、なんともいえない気持ちになった久田和弘なのでした。