こんにちは、久田和弘です。

唐突ですが、皆さまは高校3年間のなかでどんな出来事が1番印象にのこっていますか?部活で全国を目指した人、初恋に胸を焦がした人、ひたすら勉強に打ち込んだ人、友だちをたくさんつくって、毎日元気いっぱいに遊んだ人・・・・などなど、きっと人それぞれでしょうけれど、とても不思議なのは、最後の義務教育期間が、人生で大切な記憶として貴重な立ち位置にいるということ。もちろん、10代よりも大人になってからの方が楽しいという方も大勢いるとは思いますが、それでも、高校生活はどんな人間に対してもなにかを小さく変えるキッカケがあったはずなのです。

そんなキッカケがつまった日々を描いた作品が『DAYS』です。この漫画はサッカー部を舞台に、全国制覇を目指す少年たちが描かれています・・・・と、ここまで読むと通常なら「あ、スポ根ものね」と思われそうですが、ほかとひと味違うのが、主人公の少年、柄本つくし。

中学時代いじめられていたつくしは、聖蹟高校に入学し、環境が変わったことで以前の気弱で内気な性格を変えようと奮闘するものの、なかなか上手くいきません。そんなある日、ひょんなことから同じクラスの風間陣に誘われ、人生はじめてのフットサルに参加することに。サッカード素人のうえ、運動神経も平均以下のつくしは、しかし「チーム」のなかに入ることで、仲間と勝利を目指す喜び、そして天才とうたわれる風間とプレイすることのたのしさを知り、「本気でサッカーをしてみたい」と思うように。