久田和弘です。今日も大好きなマンガについて語っていきたいと思います。こんにちは。

今回ピックアップする作品は『昭和元禄落語心中』です。こちらは最近アニメ化もされ、若い人たちが落語に興味を持つキッカケをつくった、まさに「立役者」的存在。このマンガのおかげで、昔ながらの文化に再び光が当たりました。

 

 

まずはエピソードをご紹介していきます。

物語の初めに登場するのは、刑務所から出所したばかりの若い男。男がその足で向かったのは、職探しでも家探しでもなく、なんと「寄席」。

男が寄席の入り口にたどり着くと、たまたま通りかかった落語界の重鎮、八代目有楽亭八雲に「オイラを弟子にしてくれ!」と勢いよく頼み込みます。なんとこの男、服役中に刑務所に慰問にやって来た八雲の「死神」をひと目見た途端、八雲と八雲の落語に見事に一目惚れしてしまったのです。

八雲は行くあてが無いという男に興味を持ち、彼を「与太郎」と名付け、自宅に住まわせることに。憧れの大先生とひとつ屋根の下で暮らせることになった与太郎は有頂天になりつつも、同じように同居する小夏と八雲との不可解な関係性に困惑したり、想像していた「師匠と弟子」の関係性とは異なる展開に悩んだりしていくうちに、やがて大好きな落語と「心中」するがごとく生きていく道を見出していくのです。

 

 

『昭和元禄落語心中』のテーマは、タイトルにもある通り「心中」だと思います。詳しくは、次回語ることにしまして、今日はこのあたりで失礼します。