久田和弘です。漫画が大好きで、特に気に入っている作品をブログで語っていきたいと思います。最初はダークファンタジーの名作、ベルセルクを紹介します。

ベルセルクは連載開始から26年経っていますが、今なお続いている作品です。既刊38巻ですが内容はかなり壮大で、作者の三浦建太郎さんも「自分の頭の中を全部出しきれるかわからない」と言うほど、終わりが見えるのかわからない作品と言われています。

それでも根強いファンが多く、久田和弘もそのうちの一人です。アニメ化、映画化、ゲーム化等もされています。最近だと今度ベルセルク無双が出るようで、ストーリーモードがかなり充実しているらしいので期待しています。

ストーリーは、大剣ドラゴンころしを振るう剣士ガッツの壮大な復讐物語です。1巻から3巻は黒い剣士と呼ばれたガッツの放浪の話で、4巻からはなぜガッツが復讐の旅をすることになったのかが描かれています。親友であるグリフィスや恋人のキャスカとの出会いと、仲間たちとの絆や戦いに立ち向かう様子がわかります。

ベルセルクの特徴としては、息を飲むほどの書き込みだと思います。

三浦建太郎さんはものすごく高い画力を持ち細かい書き込みをする漫画かとして知られていて、その絵柄の緻密さからアシスタントさんにも高い能力が求められるそうです。

一ページだけでも、まるで一つの絵画を見ているような気分になります。そしてその絵柄が数々の戦いをよりリアルに迫力あるものにしています。

全編を通して雰囲気は暗めですが、間違いなくダークファンタジーの頂点と呼べる作品です。

単行本は年に二回ほど刊行されますが、続きが気になって仕方ありません。久田和弘、今後も一ファンとして読み続けたいと思います。