こんにちは、久田和弘です\(^o^)/

さてさて、先日からお届けしている「今読みたいマンガについて考えてみる」ですが、今日もつづきをやっていきたいと思います!

 

 

推しの子

自分がこんな人気作品に今まで全く触れずにきたのが不思議で仕方ないのですが……。
ただ、内心「触れたくない」とは思っていました。というのも、やっぱり実際に起きた事件を思い起こしてしまうから。「あの事件」とは無関係な自分が思い起こしてしまうのだから、直接の関係者はずっと過去を否が応でも思い出してしまうのでしょう。本人たちの意思とは無関係に。
だからこそ、「エンタメ」は誰かの痛みを踏みにじり、消費している事実を、作り手、読み手共々忘れてはいけないと心底思いました。
……さて、「推しの子」のストーリーについては、言わずもがなでOKなくらい人気があるので、今更感がありますねぇ……。なので、とりあえずは自分が好きなキャラクターについて語ろうと思います!
それはズバリ、不知火フリルです!歌って踊れて演技も抜群な今をトキメク人気者!!けれど、この人の本領発揮は喋ったとき。本人曰く「コメディエンヌの適性がある」そうで、しかし素をテレビで晒そうものなら視聴者が引いてしまうのは重々承知していて、だからブラウン管では清楚なクールキャラを演じている。
そんな、一癖も二癖もあるキャラクターの嘘と本当、本音と建前を暴いていくのがこの作品の魅力なのでしょうが、「世相をぶった斬る!!」をやり過ぎると、上記したような弱い立場にいる誰かを傷つける可能性はあるので、そのあたりが見ていて不安な部分ではある……。