MAJOR [メジャー](1-72巻 続巻)


オススメ度 星星星星


++ ストーリー ++   


プロ野球選手の父を持つ野球少年・吾郎が、夢に向かって成長していく姿をドラマチックに描いた本格ベースボール成長ドラマの傑作!! 吾郎の幼年期から物語はスタートします。憧れの父の死、選手生命に関わる数々のケガに苦しみながらも、野球にかける情熱で乗り越え、仲間と成長していく姿を丁寧に描いています。
やがてはタイトル通りメジャーへ。
週刊少年サンデー史上最長連載の壮大なサクセスストーリー。


++ 主な登場人物 ++


本田(茂野)吾郎
本編の主人公。憧れの父の背中を追いプロ野球選手を夢見る永遠の野球少年。
小学生にして130キロを超えるストレートと抜群のマウンド度胸が武器。


佐藤寿也
吾郎の幼なじみにしてライバル。強打者として度々吾郎の敵として仲間として
登場する。頭脳的なリード、守備もこなす天才プレイヤー。


清水薫
吾郎の幼なじみ。一応この漫画のヒロイン!?キャラ。
吾郎の事が好きだが素直になれない。ソフトボールの選手。


本田茂治
吾郎の父親。元々は投手だが、肩を壊して野手に転向。
ギブソンの投げたデッドボールにより亡くなる。


星野桃子
本田茂治の婚約者で吾郎の幼稚園の先生。
茂治亡き後、母となって吾郎を引き取り育てる。


茂野
吾郎の義理の父であり、本田茂治の親友でもあるプロ野球選手。
吾郎の良きアドバイザー。


小森
小・中学生編で吾郎とバッテリーを組むキャッチャー。
小柄だが強肩なのがウリ。吾郎に憧れている良い奴。


眉村
中学編から登場。多彩な変化球とジャイロボールを投げる怪物投手。
吾郎も認める投手としてのライバル。


清水大河

高校編から登場。薫の弟。抜群のバッティングセンスを持つ生意気な後輩。


ジョー・ギブソン
メジャーリーガーのトップに君臨する投手。
茂治を死なせた罪を背負いながら、吾郎の成長を蔭ながら見守る。


++ 感想 ++


一言で言えば、とにかく面白い!そして泣ける。野球を知らなくても間違いなくハマリます。

吾郎の怪物っぷりが爽快でワクワクするのはもちろんですが、ストーリー展開や試合の描写での盛り上げ方が上手いし、 魅力的な脇役たちによって より面白い作品に仕上がっています。
そして何より、幼年期からの父の死や怪我を乗り越え成長する姿、ひたむきに野球を愛する姿には感動します。


70巻以上と長すぎるのが難点ですが・・・なかだるみもそんなに感じず割とサクサク読めると思います。

個人的には高校生編が好きですね、孤島に軟禁されてのトレーニングとか、日本一の名門校の中で成り上がっていく吾郎とか、その後の展開等・・スポーツマンガのお約束的な面白さが詰まっています。

逆にメジャー編の途中からは若干マンネリ化が見えるのが残念・・・


女性にもぜひオススメの漫画です!実際に野球を全然知らない友人の何人かに薦めて
読んでもらいましたが、見事にハマってました!


アニメ化もしていてこちらも人気のようですが、かなりセリフやら肝心なストーリーを端折っている

ようなので漫画の方がじっくり楽しめます。


++ お気に入りキャラ ++


小森が個人的には好きですね。「本田君のボールを一球でも多く受けたいんだ」という、吾郎への憧れと野球にかける情熱が伝わってきます。天才プレイヤーに憧れ抱きながら近づこうとする一般人キャラの代表のような存在なので、もう一人の主人公みたいに勝手に思ってます。


この漫画は主人公である吾郎の魅力に尽きると言える程、キャラがたってます。

吾郎が凄すぎるあまり、味方の脇役勢が空気になっているような面が若干ありますが、それもまたこの漫画の魅力なのかなと。


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リアル(1-8巻 続巻)


オススメ度 星星星星星


++ ストーリー ++   


バイク事故を起こし、高校を退学になった西高の元バスケ部員、野宮朋美。バスケを辞めてから全てがうまくいかない日々を過ごしていたが、ある日車イスの男、戸川清春と出会い物語は始まる。


3人の主人公を軸に物語は展開されていく。

◎自らの起こした事故で同乗の少女の身体に障害を負わせてしまい、罪の意識に苦しみながらも、新たな自分の道を模索する男。


◎中学時代陸上のホープでありながら、足を病魔に奪われた男。


◎何でも人並み以上に出来、常に周囲にちやほやされリーダー的存在でありながら、事故に合いどん底まで転げ落ちた男。

車椅子バスケを題材に、絶望の底から這い上がりもがき苦しみながらも一歩を踏み出していく、3者3様の「現実(リアル)」を描く!スラムダンクの井上雄彦による、渾身の傑作。


++ 登場人物 ++


野宮朋美

元西高バスケ部員。バイク事故に同乗していた少女に障害を負わせ罪の意識に苛む。ごつい外見とは裏腹に 意外と優しく涙もろい一面も!?バスケを辞め目標を失ってしまい、新しい道を探している。清春に出会い影響を受け変わっていく。主人公3人の中で唯一の健常者。


戸川清春

中学陸上界のホープだったが、病魔により右足を失う。絶望の淵で車椅子バスケに出会い、情熱を注ぐ

車椅子バスケチーム、タイガースの元エース。野宮との出会い清春も変わっていく。


高橋久信

野宮の同級生にしてバスケ部キャプテン。何でも人並み以上に出来、人を見下した態度をとっている。

事故により脊椎損傷、下半身付随になり、彼の言う底辺に落ちてしまう。


安積久美
清春の幼馴染。車椅子バスケチーム「タイガース」のマネージャー。

山下夏美
野宮にナンパされ、後ろに乗ったバイクで事故に遭い下半身不随になった。


ナガノミツル
車椅子バスケの選手。賭けバスケで野宮・清春と出会う。オーストラリアの名門NSW大学に留学していた。


勝田虎
車イスバスケチーム「タイガース」の設立者。清春と同様に右足を切断している。
清春をタイガースに入れた人であり、憧れの人。

山内仁史(ヤマ)
中学時代、脚を切断し絶望状態だった清春と出会う。

20歳までに死ぬ病気にかかっていながらも強く生きる姿が清春の心の支えになった。

清春をタイガースに誘った張本人。


++ 感想 ++


漫画でありながらも、読んでいてここまで人生について考えさせられる作品は、なかなかないと思います。
登場人物たちそれぞれが壁にぶちあたり、苦悩や挫折を繰り返しながら、希望を見出して一歩進んでいく過程は自分たちと照らし合わせても感じるものがあります。強さって、生きるってなんだろ・・・みたいに考えさせられる一方、一歩踏み出す勇気を与えてくれる作品です。

相変わらずバスケシーンの描写は迫力あって◎!車椅子バスケっていうと障害者が地味~にやっているイメージがあるかも(初めて車椅子バスケを見たこの漫画の登場人物も言ってます)ですが、認識が変わります。まさにアスリートの世界!個人的には今一番先が楽しみな漫画です。

未読の方はぜひ読んでほしいです!


++ お気に入りキャラ ++


清春とヤマが好きですね。清春はストイックにバスケに打ち込む姿が純粋にカッコイイですが、ヤマもまた芯の強さがあってカッコイイです!特に二人のメールのやりとりは泣けます・・・そして友情の熱さが感じられて好きです。

あとはナガイミツル。帰国子女だけに、やたら語尾にマイトと連呼するのは、まあ良いとして・・・

このセリフが好きですね、

「声を出すとどうなるか知っているかマイト?」、「きついときも頑張れるんだ」、「気持ちが折れないんだ」、「楽しくなってくるんだ」、「そしてチームの気持ちがひとつになる」。

これを読むと熱い気持ちが湧いてきます。


リアル(1-8巻 続巻)


 

 3×3EYES(サザンアイズ)全40巻


オススメ度 星星星星星


++ ストーリー ++


ベナレスとの戦いに向かい、そのまま行方不明となったパイを追って八雲は旅をしていた。パイとうりふたつの少女「綾小路ぱい」を東京で見つけるも、八雲の記憶が全くないという。八雲との出会いをきっかけに、綾小路ぱいのもうひとつの人格が覚醒し、周りでは不思議な事件が起き始めていた。八雲と綾小路ぱいは記憶を取り戻すため中国へ旅立つ。旅の終わりに待ち受ける真実とは?感動の結末の第2部。


++ 登場人物 ++


藤井八雲

パイ(三只眼)と命を共有する不死身の守護者无(ウー)。パイを追う4年間で、体術と獣魔術を身につけパワーアップした。


綾小路ぱい

通称パー坊。普通の高校生であるが、パイとうりふたつの姿である事から八雲が接近。老夫婦の孫ということだが、前の記憶がない。八雲と共に記憶を取り戻す旅に出る。


ベナレス

最強の獣魔術使いにして、現鬼眼王・シヴァの无。八雲たちに立ちはだかる最強の敵。封印された鬼眼王の復活を目論む。


++ 感想 ++


というわけで第2部です。個人的にもそうですが、感動のラストでサザンアイズの中でも非常に人気の高い章ですね。このあたりから獣魔術やチベット仏教・ヒンズー教等を始めとする神話が絡んできて、世界観が固まってきている印象です。こちらも3巻で終わりと短いですが、読み応えあり。第1部と第2部はOVAにもなっていて、こちらも名作ですのでぜひオススメ!


3×3 EYES DVD Special Edition

3×3EYES(サザンアイズ) ヤンマガKC全40巻

3×3EYES 1 (講談社漫画文庫)/高田 裕三


オススメ度 星星星星


++ ストーリー ++

「三只眼吽迦羅(さんじやんうんから)―――容姿美しく不老にして三つの目を持つ妖怪也。よく人心を惑わし長い生涯で一度だけ人間の命を喰らう。命喰われし者は死人となり肉体が滅することなく―――その魂は三只眼吽迦羅が死す時まで救われる事ならず。命喰われし死人の額に”无(ウー)”の文字あり。」


普通の高校生活を送る高校生、藤井八雲の元にある時「パイ」という少女が訪れる。

その少女「パイ」こそ、伝説の妖怪三只眼吽迦羅の生き残りであった。パイは人間になりたいと八雲に言う。

パイはチベットと昆明の間で八雲の父・藤井一という民俗学の教授と出会い、彼はパイを必ず人間にしてあげると約束していたのです。ところが志し半ばにして彼は力尽き、その約束を八雲に託したと告げる。


初めはそんな話は信じない八雲であったが、妖怪に襲われ瀕死の所を「不老不死の法」でパイに助けられ、

自分が无(ウー)になってしまう。不老不死の力を手に入れ三只眼と命を共にする事となってしまった八雲は、パイを狙う妖怪の出現により、普通の人間としての生活を送ることは出来なくなる。


三只眼が人間になれば无である自分も人間に戻れる。八雲は人間に戻るために、また、パイの人間になりたいという願いをかなえるために旅立つことを決意するのであった。


週間ヤングマガジンに15年にわたり連載された冒険活劇大ロマンの傑作!


++ 登場人物 ++


藤井八雲

本編の主人公。普通の高校生して過ごしていたが、パイとであったことで不死身の无となり、人間に戻る為の旅に出る。不死身ではあるが、主人の三只眼が死ぬと自分も死ぬという宿命にあり、パイを妖怪たちから守るために強くなる事を決意する。冒険の途中で三只眼の王「鬼眼王(カイヤンワン)」との戦いに巻き込まれていく。


パイ

人間になる事を夢見るいつも無邪気に明るく楽天的な少女(といっても300歳位)。八雲に妖怪食っちゃ寝と言われるほど食べることがき。自分ではわかってないが、八雲に対して特別な感情を抱く。第3の目が開くとき絶大な力を発揮する。


三只眼(さんじやん)

パイの額に第3の目が開いたときに現れるもう一つの人格。こちらが基本の人格で、パイは後に生み出された人格。本名はパールバティ4世。最強の三只眼であり、鬼眼王との過去の戦いの末、三只眼の一族はパイを残して滅亡した。八雲を奴隷扱い・・・


真行寺 君江

ゲイバー、カルチャー・ショックのママにして、八雲の育ての親。


李 鈴鈴(リー・リンリン)

香港のオカルト雑誌『妖撃』の編集社、妖撃社の副編集長。武術に長けている八雲たちの協力者。


黄 舜麗(ホアン・シウンリー)

妖撃社のオーナーをしているが、正体は妖怪・瘧鬼(ヤオカイ)族の末裔。パイを鬼眼王として祭り上げ不老不死を手にしようと、協力者のふりをして近づく。


スティーブ 龍

香港で有数の霊能者。八雲たちの仲間となる。


龍 美星(ロン・メイシン)

スティーブ龍の妹。武術に長け気が強い、兄貴思いの妹。八雲に恋心を抱く。


ベナレス

最強の獣魔術使いにして、現鬼眼王・シヴァの无。八雲たちに立ちはだかる最強の敵。封印された鬼眼王の復活を目論む。


++ 感想 ++


サザンアイズは長いので数回に分けて紹介出来ればといいうところで・・・第一部です。

2巻だけなのでプロローグのようなものですが、中身が濃い!見所は設定と世界観、八雲の成長。何より作品全体を通してですが、八雲とパイと三只眼(パイのもうひとつの人格)の恋愛が良いです。グロシーンも満載なので絵の好き嫌いはあるかと思いますが、絵だけで読まないのはもったいないくらい面白いです!


++ お気に入りキャラ ++


パイと三只眼は真逆の人格ですが、個人的には三只眼が魅力的。最初は八雲の事を奴隷扱いだし、プライドが高く誰にも従わないという女王様キャラですが、次第に八雲に心開いていく様子が読者の心を掴んで離さない要素になっているのではないかと。

3×3EYES(サザンアイズ) ヤンマガKC全40巻

めぞん一刻新装版(全15巻)

オススメ度 星星星星星


++ ストーリー ++


悲しい浪人生活を送る主人公五代裕作。

一刻館の住民、正体不明男・四谷さん、いつもスケスケネグリジェ姿で色気を振りまく朱美、酒豪主婦一の瀬に邪魔され、勉強もままならない毎日。そんな中現れたのは、とびっきりの美人の管理人。
 管理人の名は音無響子。響子に一目惚れした五代はではあったが、響子は、夫に先立たれた「未亡人」だったのだ。不良住人に日夜邪魔されながらも、ひたむきに響子を想う五代に、亡くなった夫:惣一郎を忘れられずにいながらも、響子は次第に心開くようになっていく。

美形で金持ちの恋敵の三鷹や、五代を慕うガールフレンドのこずえの出現で、響子と五代の仲は一進一退。

果たして五代の思いは通じるのか。超個性的な一刻館の住民が織りなす、る-みっくワ-ルドの決定版!


++ 登場人物 ++


五代裕作

冴えない浪人生(後に三流大学生→就職浪人の道を辿る)。頼りない、優柔不断、貧乏と、良いトコロまるでなし。ただ響子を想う気持ちだけは本物の、心優しい青年。


音無響子

「一刻館」の管理人。未亡人で、亡き夫を忘れられずにいる。苦労人の五代を優しく見守るが、嫉妬したり、怒ったり、悩んだり・・・五代への自分の気持ちになかなか 素直になれず。


三鷹瞬

響子の通うテニススクールのコーチ。響子に猛アプローチする、美形・金持ち・スポーツ万能と三拍子揃った五代の恋敵。モテるくせに響子には誠実の好青年。


六本木朱美

一刻館に住む色気ムンムンのお姉さん。いつも他の住民たちと一緒に五代の邪魔ばかりしているが、たまに鋭い事を言う大人の女性。


一ノ瀬花枝

一刻館に住むいつも酒瓶を持ち歩いている飲んだくれのおばさん。五代や響子を気にかけて優しく見守る一面も。


四谷さん

職業・年齢等、謎につつまれている五代のお隣さん。趣味はのぞき、たかり


七尾こずえ

五代を一途に慕う可愛いガールフレンド。


八神いぶき

五代の教育実習先で出会った高校生。思い込みが激しく積極的、五代に猛アタックしてくる。


++ 感想 ++


めぞん一刻で最も魅力的なのは、個性的なキャラクターたちでしょう。

一刻館の住民たちの五代君へのひどい仕打ちっぷりは、漫才のやりとりのようで笑えます。
ただギャグとしての役割だけでなく、五代と管理人さんとの関係に介入(邪魔)することで作品の魅力を引き出していて、作者のキャラ作りの上手さに感心させられます。

お互いを想っていながらも、すれ違ってしまう二人にはハラハラ、やきもきさせられますが、人情味に溢れ笑えて、切ない気持ちにもなり、ラブコメが好きな人ならハマること間違いなし。特に、色々な妨害がありながらも、五代君が響子さんを一途に想う純粋さには感動します。

何度読み返しても、読後に“いい作品だな~”と温かな気持ちになれます。こんなに心動かされる漫画はなかなかありません。

現代のラブコメと一風違い、昭和の風情漂う懐かしい感じの作品ですが、今読んでも色褪せない時代を超えて愛されるラブコメの原点である作品だと思います。
これをまだ読んでないのであれば、今からでも遅く無いから全部買って読まれる事をオススメします!
個人的には高橋留美子作品の中で一番好きな漫画です。


原作にかなり忠実に作られているアニメも、傑作でオススメ。


++ お気に入りキャラ ++


個人的には三鷹さんが好きです。二枚目キャラなのに犬が大の苦手で、肝心な所で毎回響子さんの飼い犬・惣一郎さんに邪魔されるというパターンが笑える・・・

女性にモテるけど響子さんに対しては一途で、強引だけど心の奥まで踏み込まずに、気持ちを大切にする、五代君とは対照的ですが、良き恋敵です。三鷹さんがいるから五代君も成長出来たなと思わせてくれる、もう一人の主人公と言っても過言ではないキャラだと思います。






   めぞん一刻 (1) (小学館文庫)/高橋 留美子