映画「室井慎次 生き続ける者」ポスター

★★☆☆☆

あらすじは前編のこっちをコピペで。

 

「踊る大捜査線」の室井警視監(柳葉一郎)にスポットを当てたスピンオフ。

定年前になぜか退職し、二人の男の子の里親になって秋田の田舎で暮らしている室井が、なにかの事件に巻き込まれる話。

 

後編観終わって思ったんですけど、なんで今になって君塚&本広組はこれ撮ろうと思ったんですかね?

そしてなんで最後にこんな死なせ方しちゃうんだろう。

これが制作二人の考える室井の有終の美なんだとすれば、私は残念だなぁ。

なんであのまま生かしておいてくれなかったんだろう。

室井さんが「踊るシリーズ」のハードボイルド担当というのはわかるんだけど、

エンタメど真ん中作って来たおじさんたちは、作りこみすぎたんじゃないかな。

こうすれば室井の散り方かっこよくね? みたいな?

なんかそういう作為を感じちゃったですよね。

まぁ、これは完全に私の好みの問題ですけど。

あのボロ屋で幸せそうな室井さんよかったですよ。

つましく平凡な、あの幸せをまっとうしてほしかったですよ。

だいたい、寒さに強いの秋田犬が、リード外しただけで吹雪の中あんな逃げ方するわけないじゃん。

てか、ちゃんと帰って来るよ。

何なんだよあのとってつけたような展開。

彼がいつも座ってた揺り椅子に、正装した筧さんが「室井プロジェクト」の資料置くシーン見て一気に冷めました。