★★★☆☆

あらすじ

セックスレスなので不倫公認の仲のいい夫婦が、夫婦の在り方を問う話。

 

みどころ

新しい夫婦の形?

 

いやなんか、嵌らなかったんですよねえ。

不倫公認カップルって面白そうだなと思って観始めたんですけど、

なんか最後までモヤモヤしたっていうか、

だからと言って、夫婦間はヒリヒリドロドロしてなくちゃだめだとか、

不倫ダメ絶対とか全然思ってないんですけど、結局はそこに着地するのかよと思ったんですよね。

いや、脚本や演出が悪いと思ったわけでもないんです。

でも、よく似ているけど違う世界の違う生き物の話見ているみたいで

全然入ってこないんですよ。

うーん

うーん、、

あわかった。セックスぐらいちゃんと付き合ってやれよと思ったんだ。

一子ちゃん(高畑充希)に。

というか、考えてみれば、この話に出てくる二組の夫婦みんなめちゃくちゃ身勝手だわ。

一組はセックスレスで不倫公認の高畑充希×岡田将生夫婦、

二組目は高良健吾×西野七瀬夫婦なんですけど、

岡田将生と西野七瀬がW不倫なんですね。

岡田君は性欲減退した妻に勧められて不倫し、

高良×西野夫妻は発達障害の手のかかる子供抱えていて、

夫はそんな面倒を全部妻に押し付けて家庭を顧みない男で。

まぁ、互いにそんなストレス抱えてるから、自分のパートナー以外に癒しを求める岡田×西野になるっちゅう構図ですね。

 

この中で岡田君が一見めちゃめちゃいい夫なんですけど、

あんまり主体性がなくて自己主張も弱くて、

で、なんとなく流されるままに不倫して最後剣山ですよw

剣山ヤバいっすww

 

どの人物もみんな激しさがないんですね。

あ、西野の剣山のシーンだけは激しかったですけどw

全編にわたって穏やかに進んでいくんですけど、

やってることが全員過激で自分勝手なんです。

中でも一番身勝手なのは一子ですね。

週に一・二度(あるいはもっと少ない回数で)夫のセックスに付き合ってやればそれで誰も巻き込まなくて済んだのに。

それこそ夫婦なんだからさ。

挙句の果てに女性風俗利用して「後悔してない」とか、なんなんだこいつ。

ここまでずっとわがまま身勝手やってきたんだから、母親のように最期は孤独死ぐらいしてみせろやと思いました。

 

というわけで、結局、好みじゃないってことですね。