★★★☆☆
あらすじ
湾岸戦争中、そこで延々と待機させられていた、海兵隊狙撃兵の日常。
みどころ
砂漠の光景。
監督は「アメリカン・ビューティ」のサム・メンデス。主演はジェイク・ギレンホール。
なんでしょうかね。ジェイク・ギレンホールってそんなに好きな役者さんでもないんですけど、なんか出演作が社会派ものが多いのでつい観ちゃいますね。
ん? 私社会派もの好きなんですかね?
特に意識したことないんですけど、好きなんでしょうね。
タイトルにもなっているジャーヘッドってカリアゲ頭をジャーの蓋に見立てた海兵隊員の蔑称なんですって。空っぽという意味合いもあるそうです。
戦争映画なのに、砂漠のど真ん中でひたすら待機させられる海兵隊の日常描いているだけなので、実をいうと途中で眠くなってお昼寝しましたわ。
わりと退屈でそれほど面白くないです。
血気盛んなアメリカ人の若造が、わーわー騒いでいるだけのシーンが長いので。
もー見てくださいこれ。
画質悪いですけど、退屈した挙句のバカ騒ぎシーン。
クリスマスなのに砂漠に押し留められているストレス発散中のギレンホールw
そして、そんなストレスもピークに達した頃、爆撃で焼け焦げた人々を目の当たりにします。
後半は映画らしい演出になってゆくので、少しは見やすくなるんですが、
戦場にいながら、戦争の実感がイマイチ伴わないジレンマみたいなものがちゃんと描かれているなと思いました。
狙撃兵なのに、一度も撃てないまま戦場を後にする兵士たち。
湾岸戦争扱った珍しい戦争ものとして、一度は見てみるのもありかなと思いました。
ちなみに、2005年の映画です。