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あらすじ

二年前の事故が原因で記憶障害を持った脳外科医ミヤビ(杉咲花)が、仲間に見守られながら困難を乗り越えてゆく話。

 

みどころ

ミヤビの前に現れた天才脳外科医三瓶(若葉竜也)との関係と、仲間たちとの人間模様。

そして、なんといっても篠崎絵里子の脚本と若葉竜也!

 

原作読んでないので、原作の方がいいと言う方すんません。

でもなんかもう、このドラマで私の中では完成しちゃいました。

めっちゃいいです。

でも、若葉竜也君、なんであんなに顔色が悪いのか謎。

というか私、過去にも何度も若葉君いい言ってますね。

嫌なヤツ自然と演じられる役者さんって巧いです。

太賀君とか「ゆとりですがなにか」でブレイクしましたもんね。

花ちゃんもすごくいいです。

なんだろう、若葉君が花ちゃん見る目がめちゃくちゃいいです。

もうヤバいです。

七話以降はラストまで泣きっぱなしでした。

てか、この二人付き合っちゃってるんですか?

ドラマきっかけなんですかねえ。

 

なんだろう。正直に言うと、『記憶障害のある脳外科医』っていう設定で、実は割と萎えるっていうか、あんまり食指が働かなかったんですよ。

突飛な設定持ってくるのってドラマや映画ではありがちだし、

実は案外、それだけでは面白くならないです。

でもこの作品の場合、ドラマの中での出演者同士の掛け合いがすごく良かったです。

なんかすごくいい雰囲気を醸し出している感じです。

ムッとするとか、嬉しいとか悲しいとか、そういう役者さんの感情に素直に共感しやすかったです。

それは、脚本と演出がいいんですね。

たぶんこれ、漫画では表現できない部分だと思うんですよ。実写ならではっていうか。

そういう意味では悪役の大病院の会長役の酒向芳さんもすごく良かったです。

テンプレの悪役って陳腐になりがちなんですけど、あそこまで振り切っちゃってくれるとかえって面白いです。素晴らしい怪演俳優ですね。

この人は「検察側の罪人」でもすごく良かったです。

 

というわけで、わりと色んなドラマ見ては中途挫折している中で、アンメットは久々に夢中になりました。

おススメです。