★★★★☆
あらすじ
かつてカナダで携帯電話の開発に貢献した会社の急成長と衰退。
みどころ
実在だった会社の実名と実績をそのまま使ったドキュメンタリータッチなところ。
感想書く前にちょっと言わせてください。
今年入社したばかりの新卒の女の子が、宮崎駿作品を一本も見たことがないって聞いて衝撃受けてます。
そんなことってある⁉( ゚д゚)
でも考えてみれば、そんなことあるんですよ。マジで。
物心ついたころにはもうあんまりテレビを見る世代ではなくて、
しかもしかも、宮崎作品ってネット配信してないでしょ?
これですよこれ。
はぁ、世の移り変わりってマジですげえ。
つまりこの作品も、そういうお話なんですよねえ。
固定電話から携帯電話が主流になったのもすげえ思いましたけど、
それがスマートフォンになり、今やAIの時代ですよ。
このスピード感を正確に捉え、うまく主流に乗っていける人ってどのぐらいいるんですかね。
なんかこう、作品の展開自体はどこかで聞いたことがあるというか、フェースブックの創始者マーク・ザッカーバーグを描いた「ソーシャル・ネットワーク」がこんな感じじゃなかったっけなぁと思うんですが、あんまり覚えてないんです。すんません。
というか、サクセスストーリーってみんなこんな感じか。
ミュージシャン描いた作品とかも同じですね。
ではどこを楽しむかっていうと、カナダの映画なので、役者さんにあまりなじみがなくてですね、
究極のオタク技術者で創始者のひとり、マイクの相棒マットのいかれたファッションがいい味出してます。
画質悪くてすんません。
最初はさえないオタクのマイクが、途中からガラッとファッション代わって誰だかわかんなくなって残念でしたが、
これが↑
これに。↑
なんか成功した途端、モテないホストみたいになっちゃって誰かわかんなかったです。
でもまぁ、
才能だけで学生ノリで作った会社が、優れたビジネスマンのジムと出会うことで、どんどん会社がでかくなってゆく様子はやっぱり気持ちいいです。
みんな欠点だらけでクセあり人物ばかりなんですけど、
その彼らが合わさって化学反応起こすところが楽しい映画でした。
そして、誰が彼らの栄光に影を落とすのかですね。
まぁ、そんなの言わなくてもわかるか。