★★★☆☆

あらすじ

2002年に、ファイル共有ソフト「ウィニー」を開発した天才プログラマー金子勇が、著作権法違反ほう助とかいう訳の分からない理由で京都府警に逮捕拘留された裁判の行方。

 

みどころ

弁護団と金子氏の交流。京都府警の杜撰な捜査。

 

ううううんんんん、これを映画として面白いかといわれると、

申し訳ないんだけど面白くないです。

まぁ、素材が素材なので地味な絵面になるのは仕方ないんだが、

もう少しなんか見せ方あっただろうよ、松田監督。

でもこの監督、まだ若手なんですね。

 

そしてでっくん(東出昌大)頑張りました。

私、実はこの人役者さんとして声がダメだと思っていて、

なんか下手に見えちゃうんですよね。

役者になりたてのころ、事務所の人に才能ないからやめとけ言われたらしいです。

でも、すごく頑張っているのは毎回伝わってきます。

で、

映画の感想じゃないんですけど、

この人、スキャンダル起こしてから山で自給自足の猟師暮らしするっちゅう

予想の斜め上の振り切り方して、色んなメディアで取り上げられて

ひろゆきとアフリカ旅したりしてて、

なんかこの振り切り方で役者さんとしてもすごくいい成長を遂げられているのではないでしょうか。

まぁ、私ごときが何生意気言ってんだって話ですけど。

そして、三浦貴大くん、偉大なる両親の元、イマイチパッとしないんですけど

地味にいい役者さんです。

今回もでっくんとの絡み、すごくよかったです。

この映画、前半から五分の四は面白くないんですけど、

金子さんが弁護団のみんなと打ち解けてゆく後半五分の一はすごくよかったです。

いやでも、五分の一じゃ足りないですけどね。

でもまぁ、金子さんが早世されたの本当に残念でした。