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あらすじ
砂の惑星デューンで採掘される香料の利権をめぐる覇権争いと、母星を守ろうとする砂の民フレーメンの伝説の救世主になったイケメン王子が、巨悪と戦う話。
みどころ
一作に続くVFX。
この映画170分なんですよ。で、午前中に映画見に行こうと思ったら8:50分の回しかなくてですね、それ逃すと午後二時の回になっちゃうんですよ。それだと一日この映画でつぶれちゃうじゃないですか。
しょうがないから朝一からSF超大作ですよ。
ほぼ寝間着にダウン羽織ってポケットに財布とスマホ突っ込んでどすっぴん手ぶら。
顔は一応洗いました。
そんでも、帰りにスーパー寄って帰ってきたらお昼回ってました。
長尺映画ってやべーですね。
さて、「1」が21年十月なので、すでに二年半ですよ。
予習していけばよかったと思いましたが、意外についていけました。
1であんまりストーリー進めてないんですね。
砂の惑星の原作は、1920年生まれのアメリカ人の作家フランク・ハーバートなんだそうですけど、
今日観て思ったのは、中世期のイギリスの政治背景参考にして書いてるのかなと思いました。
イギリスはユナイテッド・キングダムですもんね。
むかーしからたくさんの連合国の集まりで、しょっちゅうどこが覇権獲るかで戦争繰り返してる国です。
領主がたくさんいたってことですね。
日本で言えば戦国時代か。殿様いっぱいいましたもんね。どこも同じか。
で、中でも強大な力を持つイギリス王家に当たるのが、2でようやく登場した「皇帝」と呼ばれていたクリストファー・ウォーケンで、皇帝の地位を今や脅かす領主として空飛ぶデブ一家ハルコンネル家がいて
ハリウッドの王子ティモシー・シャラメがいるアトレイデス家がハルコンネルに突然滅ぼされて、
デューンの砂漠の民フレメン一族と手を組む感じですか。
そして、フレメンを除いて、どの派閥にも属しているのが、政治の裏で暗躍する超能力を持つ奇妙な魔女の一族で、
これが王子の母ちゃんでもあるんですね。各国領主国にそれぞれいます。
そんでこの魔女一族、各国の権力者の子を秘かに身ごもるのが趣味w
男がガシャガシャ取っ組み合いしている裏で、秘かに操っているのが魔女たちって構図で、こうして書き出してみると、そんなに難しい話でもないか。
今回もサンドウォームすげえです。
あと、砂漠の民たちが着ているスーツの性能とかメカがいいです。
砂の中に潜り込み、ハルコンネル家や皇帝軍の闘う戦闘シーンもいいです。
24年度版のデューン2では、ぴちぴち悪役のフェイド(オースティン・バトラー)が
王子との決闘シーンでクライマックス彩ってくれました。
というか、いい加減戦闘シーン考え直さないとだめですよねえ。
いつまで接近戦でアナログな戦闘やってんだって話ですよ。
でもこれなくなると、アクション映画死ぬかー。
痛しかゆしですねー。
物語はこの先も続いていく感じですけど、
一旦はここでおしまいって感じです。
SF超大作は起きぬけでも映画館で観るとやっぱり楽しいです。