★★☆☆☆

あらすじ

プロポーズを機に、突然姿をくらました市子の本当の姿。

 

みどころ

杉咲花ちゃんのお芝居。

 

なんかこう、「ミッドナイト・スワン」の悪夢再びって感じですかね。

私、この映画酷評してコメント欄でめっちゃ叩かれてますw

この「市子」もアカデミー主演女優賞を花ちゃんが獲ってますね。

でもこれは納得です。

ここだけは間違いなく良かったです!

でも、ミッドナイトスワンもアカデミー賞いくつか獲ってるし、なんか私、日本アカデミー賞とめちゃくちゃ相性悪いわ~。

 

この手の実は正体がわからなかった妻や夫の話結構あります。

パッと思いつく限りでは、

「ある男」もそうですし、「噓を愛する女」もそうですね。

どっちも私はイマイチ言うてますわ。

まぁ、家族にも自分の身分隠して生きている人間の生い立ちなんか、大体不幸だからですかね。

でも、中でもこの作品はひどい。

こんな映画、誰が楽しいんですかね?

不幸な状況に置かれた不幸な女の子をみんなでかわいそうがる話です。

気色悪。

この手の不幸な人ってみんな大体、情報貧乏で

大体底辺だからその手の情報自分で獲りに行けないんですね。

そのこと作中で丁寧に描いて何が楽しんだろう。

ラストもヤバい。

カタルシスもなにもあったもんじゃない。

 

っていうかね、この脚本、例えば岡田恵和とかクドカンが書いてたらどうなるんだろう思うんですよ。

そもそもこの映画、脚本が普通。

何か全然気持ちよくないっていうか、計算が透けていてそこも気持ち悪い。

突き抜ける才能がないなら描くなよ思うんですよ。

ただただ不快。

ほれ、日テレのあの24時間テレビの気持ち悪さですよ。

この映画見た人にクドカンの「季節のない街」観てほしい。連ドラですけど。

四月に地上波で放送されるみたいですよ。

この物語に出てくる人もみんな底辺で不幸です。

でも、バカにせず貶めることもなく、ギリギリで突き抜けるこのクドカンのセンスを見習ってほしい。

 

さあ、叩き屋バッチ来い!w