今日は、店の若いコたちに、思わず熱く語った「風の谷のナウシカ」原作のお話です。

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今の若いコは、下手すりゃアニメのナウシカすらほとんど知らないというのに衝撃を受けました。
そのうちの一人は、男子でありながら、「スラムダンク」さえ読んだことがないって
どいうこと!?



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そんで、名台詞は知ってると言うこのいびつさ。

ゆるさん。
おばちゃんはゆるさんぞ。


というわけで、ナウシカですよ。
とりあえず。

ファンの間では、アニメの方は、原作の二巻目までを
ふわっとまとめあげた話だというのは有名ですが、
ナウシカが好きなら、いや、宮崎駿が好きなら
この原作だけは絶対に押さえておかなければなるまいと勝手に思います。


ファンタジーでとても大切なことは、
私はその世界観であると思っていて、
観たこともない斬新な世界とか
突飛な能力とか、そういうことではなく、
架空のその世界を地に足のついた世界に引き上げるためには
政治経済や市井の人々の文化や食べ物、
生活習慣、宗教観は

きっちり抑えておくべきだと思っています。

物語の中でそれを詳しく描写するかどうかはともかく、
そこをきちんと踏まえておけば
その世界で暮らす人々がいかに突飛であろうとも
リアリティがちゃんと出るんですね。

そういう描きこみが非常に優れている作品としては

例えば、上橋菜穂子の「守り人シリーズ」

精霊の守り人 (新潮文庫)/新潮社

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例えば、小野不由美の「十二国記シリーズ」


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この2シリーズは文句なく一級品だと思います。

ファンタジー好きでこの二作を読んでない人は不幸だと思う。マジで。


で、ナウシカですよ。

なぜ、ナウシカ原作を読まなければならないのかと言えば、

宮崎駿がガッチリと練り込んだ世界の中で、
ひとりの少女が、世界を壊して再生するまでの、
とてのスケールの大きな話であるとともに、
まったくもってお子様向けじゃない甘くない世界が
描ききられているからです。


描ききられているからです。

大事なことなので二回言いました。


この世界を知らない人も不幸だと思うなぁ。

そんでね、

クシャナ、超かっこええー。

ちなみに、原作のクシャナはちゃんと五体満足です。
腐海と蟲を憎む理由に、腕を蟲に食われたからだという
ちんけな理由じゃありません。

それにさ、宮崎駿がこのマンガ描いてるってのも
考えてみればスゲエ話だなと思います。

まだ未読の方は
死ぬまでに一回読め。