発売日:2011年11月25日
購入:「済」
初版 :2013年10月13日
著者 :黒野伸一(くろのしんいち)
イラスト:石居麻耶
発行 :小学館文庫
公式サイト
http://www.shogakukan.co.jp/books/09386315
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感想:
スピード重視の今の時代、仕事も家庭も勝ち組、負け組などと他人と比較されながら生きていく社会はもう嫌だ。というわけではないけれど、ある失敗から会社と一旦距離をおいて、スローライフを満喫しようと自分の実家で過ごすため、カーナビも道半ばで案内が終わってしまう山里へ帰ってきた若者が、そこで巻き起こす物語です。
一つの集落に住んでいる人たちの人生を変えてしまう壮大な話。
~主な登場人物
- 農業体験しにきた今どきの若い子達
- 村を捨て自立するしかないと嘆く若者
- 村で育ってすごく活発、元気の女の子
- 声が大きく元気なご老人達
- 近隣の街の役人
~見どころ
- 今まで築いてきた道をバッサリと捨て去る都会帰りの若者とずっとこの村で育ってきた女の子やご老人達との対立
- 自分の人生に未来がみいだせない若者の覚醒と運命の出会い
- 軌道に乗ってきた矢先の自然の猛威。人の流れから生まれるプラスの連鎖
- エリートという独自の経営理論
などがこの1冊の中であれやこれやと押し寄せてきます。
NHKでドラマ化もされましたが、本だとそれぞれの内容が濃くて面白いです。更に続編の【脱 限界集落株式会社】も読みましたが、成功した限界集落のその後の事件がいろいろあってまた面白いです。
【下町ロケット】のような弱者が強者を追い詰める話が好きな人は、また違った角度ですが負け組から勝ち上がっていく限界集落株式会社の生き様も楽しめるのではと。おすすめします。
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