都内某バーにて…その1
毎週末、僕はバーへ行く。
なんで行くかっていうと~面白いからである。
それにしても毎度毎度朝まで飲まんでも…とは思うのだが、そうはいかないのである。しかもどこに行っても「ビールぅ」「ビールぅ」と言うのはどうしたものか?店のマスターなんかはうらやましいと言ってくれるのだが、はたして本当にそうなのかは他の酒をたしなまない私には大変疑問だ。本当っに痛風が怖くはないのか、この男は?(俺のことだけど・・・)
まぁ、そんな話とはな~んの関係もない話だけど、先日都内某バーにて一人で飲み野菜スティックを頼んだ時の話。そこのマスターはもうそこで16年もやっているベテランだ。酒にしても(俺はビールだけだけど…)おつまみにしても何も問題なく出てくる。当然だ!だって16年のベテランだもの!その時は珍しく客は俺一人で、マスターといつものようにたわいも無い話をしていた。そこでお代わりのビールと一緒にその野菜スティックを頼んだのですね。もちろん普通に縦に切ったニンジン・大根・キュウリ・セロリなどがちょっと子洒落たグラスかなんかに入って出てくるはず。ヒンヤリした野菜にマヨネーズベースのソースをつけてビールを飲むと、これが美味いんだよなぁ・・・などと思いつつ、出てくるのを待つ…はずだったのだが、調理開始わずか数秒で「うっ!」というマスターの声。その直後に激しく流す水の音。その後待つ事数分。手にタオルを巻いて出てきたマスターが「まだ薬局開いてますよねぇ~ちょっと待っててもらっていいですか?」私も「大丈夫ですか?私が行ってきましょうか?」とはいったもののマスターが出かけて行き30分後、待っている客が3人になりその方々が入ってくる度に私は説明をして過ごしたのですね。帰ってきてマスターが「指が3ミリ短くなりました。あははは!今作りますから待ってくださいね♪」「いやマスター、もう今日はいいですから。ビールだけでいいです。」「いやぁ、何年ぶりだろう?こんなに切ったの。」
多分、私は悪くはない。しかしこの罪悪感たるや何とも口では言い表せないのである。16年やってても人は人なのである。
あれから2週間、マスターの指も治り。その話も笑い話しに!
しかし未だ野菜スティックは頼めず!
だって怖いんだもの。(あいだみつお風)