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DC探検隊

DCの気になる情報満載(嘘)

再び2016年大統領選挙からの考察です。


 

アメリカ人有権者の世代ごとの投票率から、政党は支持者獲得にむけてどう動いていくのか考えるヒントにできればと思います。


 

まず、アメリカでは大まかに分けて5つの世代に分けられるようです。


 

The Silent Generation(1928年-1945年生まれ 75歳〜92歳)

Baby Boomers(1946年-1964年生まれ 56歳〜74歳)

Generation X(1965年-1980年生まれ 40歳〜55歳)

Generation Y(1981年-1996年生まれ 24歳〜39歳)(ミレニアル世代ともいう)

Generation Z(1997年-2012年生まれ 8歳〜23歳)


 

それぞれの人口(2019年の統計)は、

The Silent Generation 2、087万人

Baby Boomers 6、956万人

Generation X 6、517万人

Generation Y 7、212万人

Generation Z 6、717万人(ただし投票できるのは18歳から)

 

 


 

世代で見ると、75歳以上のサイレント世代が最も少なく、ミレニアル世代(G Y)が最も多いようです。


 

では、実際投票した人口(2016年の統計)は

The Silent Generation 1、980万人(投票率95%)

Baby Boomers  4、810万人(投票率69%)

Generation X 3、570万人(投票率55%)

Generation Y 3、130万人(投票率43%)

Generation Z 270万人(投票率4%)

(投票率は単純に割り算しました)

 

 


 

 

75歳以上のサイレント世代の投票率が突出している事に驚かされますが、総数としては少なく、ベビーブーマーが最も多い世代となっています。


 

かつて製造業で十分な収入を得て、今は低所得者層になってしまったベビーブーマー世代。最もトランプがターゲットとしている世代だと思います。この世代が、トランプに引き続き支持するのでしょうか、それともバイデンに期待するのしょうか。


 

また、もし人口が一番多いものの投票率の低いY世代が投票所へ足を運ばせる理由があれば選挙結果は変わっていくかもしれません。一般的に言われている、親の世代よりも安い収入しか稼げないラストベルトのY世代(ミレニアル世代)は、トランプもしくバイデンを支持しようと投票所へ足を運ぶのでしょうか。


 

https://en.wikipedia.org/wiki/Generation

https://www.pewresearch.org/fact-tank/2017/07/31/gen-zers-millennials-and-gen-xers-outvoted-boomers-and-older-generations-in-2016-election/ft_19-05-20_millennialvotersupdate_moregenxers_updated/

大統領選挙には、オクトーバーサプライズというのがあるらしく、10月に何かが起こるそうです。


 

前回2016年のトランプとヒラリーの選挙で、9月と10月に合計3回行われた大統領選挙討論会が支持率にどう影響したのか検証しつつ、今年の大統領選挙を考えるポイントに出来たらと思います

 

 

(第1回9月16日、第2回10月4日、第3回10月14日 いずれも2016年)


 

▼ミシガン州(2016年)

10月4日の第2回大統領選挙討論会でトランプが撃沈。

ところが、10月14日の第3回討論会で猛追。

https://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/mi/michigan_trump_vs_clinton-5533.html


 

▼アイオワ州(2016年)

討論会にあまり影響されず、9月1日を境ににトランプがヒラリーを逆転し、それを維持。

https://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/ia/iowa_trump_vs_clinton-5597.html


 

▼オハイオ州(2016年)

第2回討論会でヒラリーが躍進するも、第3回討論会でトランプが逆転。

https://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/oh/ohio_trump_vs_clinton-5634.html#polls


 

▼ペンシルベニア州(2016年)

第2回討論会でトランプが撃沈するも、第3回討論会で猛追。

https://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/pa/pennsylvania_trump_vs_clinton-5633.html


 

▼ウィスコンシン州(2016年)

終始ヒラリーがリード。

https://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/wi/wisconsin_trump_vs_clinton-5659.html


 

2016年は、アイオワ州とオハイオ州のみトランプ優勢でしたが、実際は、5州ともトランプが勝利しました。結果はともかく、支持率の変化は討論会の内容に影響されているようです。


 

また、第3回討論会をきっかけにトランプが勢い付いているのがわかります。


 

今年は、どのような結果になるのでしょうか。

ラストベルトのスイングステート失業率は、ペンシルベニア州以外徐々に改善されているようです。

 

 

3月から7月までの失業率を州ごとにグラフにしてみました。

 

 

https://www.bls.gov/web/laus/laumstrk.htm

 

 

改善が顕著なミシガン州は、6月の自動車業界での大規模なリコールによる復職が大きな理由となっているようです。

 

https://www.detroitnews.com/story/business/2020/08/19/michigan-recovers-half-jobs-lost-coronavirus-covid-19-pandemic/5608916002/

 

 

ペンシルベニア州は、徐々に立ち直ってはいるものの、コロナの第一波の影響がラストベルトの中では大きかっただけに、失業率に影響しているようです。

 

https://www.lehighvalleylive.com/coronavirus/2020/08/july-jobless-rate-payrolls-rise-as-pennsylvania-seeks-aid.html