魚油やアマニ油に代表される、高オメガ3オイルはからだによいとされます。しかし本当に重要なのは、他の油とのバランスだと多くの栄養学者がいいます。

他の油とは、大豆油・ピーナッツ油・コーン油・ひまわり油・サフラワー油などの高オメガ6オイル。安くて入手しやすいために近年使われすぎ、結果、古来からの種としての人間に自然なバランスを崩してしまったため、多くの不調が生まれている・・・。

「3」と「6」。この2種の脂肪酸のバランスは、身体の多くの生理機能(血圧・血の固まりやすさ・炎症反応・免疫機能・アレルギー等々)を調節する。高血圧・むくみ・組織の炎症・乾燥肌・アトピー・頭痛等々が、「3」と「6」のバランスを取り戻すことにより治癒する可能性がある・・・(付記1)。

さて。では魚油の汚染が気にかかるなか(有害物質が問題になっている魚油サプリについてはこちら をごらんください)、どうやってオメガ3摂取を増やすか。

「みなそればかりいうけど、オメガ6を減らすことでもバランスを戻せるじゃない」と、ニュートリション・ディーバ(栄養歌姫)ことモニカ・リナジェルさんがホームページに先週書いていました。確かに。DHAなどの恩恵はさておき、オメガ6を減らすだけで、比率は戻せる。しかも脂肪の総摂取量をオメガ3を摂るためだけに増やさなくてすむ。

モニカさんは、認定栄養士・料理人・オペラ歌手、三分野のプロフェッショナル。それで「栄養歌姫」なんですね。栄養・健康情報をわかりやすく伝えてくれるので、私は彼女のサイト をよく訪れ、ポッドキャストも聴きます。

モニカさんが伝える、オメガ6を減らす方法

・オリーブオイルかキャノーラオイルを使うこと(高オメガ6オイル↑のかわりに) 

・ラベルをよく読み、高オメガ6オイルを多く使った加工食品を控える。オメガ6オイルはたいてい安いので、よく使われているので要注意。

晴れ

もっとも、魚はタンパク源だし、DHAやEPAを手っとり早く摂れるし、やっぱり便利(ただし青魚以外はオメガ3を意外なほどふくまない。おおざっぱに平均して青魚代表サバと比較すると、鯛は6分の1。ヒラメは10分の1。サワラが2分の1。意外に鱧は80パーセントくらい)。健康のためにオメガ3サプリをとるくらいなら、まずはオメガ6を減らす努力をしてみましょうというモニカさんの提言はうなずけます。極端な低脂肪食は健康障害を引き起こすリスクがあるので、オリーブオイルなどの植物栄養素も豊富な高オメガ9オイルで置き換えるのもまっとうとおもいます。私は、加熱用の油はオリーブオイル・キャノーラオイル・マカデミアナッツオイル・アボカドオイルを取り揃えて使い分けています。ただ比較的高オメガ6のゴマ油は好物だし、青魚があまり好きでないし、、、やはり魚油サプリを飲み続けますが・・・。

付記1 去年出た『スンナリわかる脂肪の本』(丸元康生著)などによる。詳しい説明が読めます。


人気ブログランキングへ