こんにちは
心理セラピストのたかや和世です
インナーチャイルドセラピーって何回受ければいいのですか？
と質問をされる事がありますが、その人によって、
一回で済む事もあれば、数回必要な方もいらっしゃり、
「決まりはありません」
とお答えしています
ただ、インナーチャイルドは普段はわからないのに
時々、何かの拍子に五感を通してよみがえってきます
目の前に問題が現れた時、
繰り返し同じような事で悩みが起こったりと、
人それぞれ心を解放するタイミングは違うけれど、
その人が癒す必要のある傷が順番に目の前に現れてきます
というか、その人が受け止められるものから順に浮上してくるため、
人によっては数回かかると言わせて頂きますね
今回は、何度かのインナーチャイルドカウンセリングを経て、
少しずつ過去の自分と向き合ってきたCさんのセラピーでのお話をシェアさせてもらいます（Cさんからは承諾を得ております）
今回、Cさんがインナーチャイルドセラピーで降りて行った先は、お母さんのお腹の中の自分でした
性別がわかる4か月あたり
親御さんが口にしていたのは、
「次は男の子だったらいいのに」
・・・・・
それを聞いたお腹の中にいるCちゃんは
男の子じゃないからどうしよう
男の子じゃなくてごめんなさい
男の子じゃないのに生まれていいのかな
こんなふうにすごく不安な気持ちを感じていたのでした
そこからさらに進んで８ヶ月頃
また、お母さんの思いを感じます
「男の子だったらいいのに」
不安でいっぱいのCちゃんはお腹の中でお母さんの思いを感じ
怖くて不安 そして
自分は男の子じゃないという罪悪感
お腹の中でお母さんを感じると
上のお姉ちゃんのお世話に奮闘していて、とても大変そうで、
Cちゃんは「お母さんが可哀想」
と思ったのでした
「生まれたらお母さんに迷惑をかけないように良い子でいなきゃと思っている」
そうセラピー中の大人のCさんが伝えてくれました
だってお母さんは男の子が良かったから
私は女の子だからお母さんに見捨てられたら嫌だから・・・
実は、幼い子どもにとってお母さんから見捨てられると感じることは、
「死」を意味するくらい怖いこと
大人のCさんには「見捨てられ不安のチャイルド」が存在していました
この「見捨てられ不安チャイルド」が存在していると、
どんなことが起こりやすいかといいますと
・大切な人が実際に離れていってしまう
・好きな人と結ばれにくい
・ダメンズばかりと付き合ってしまう
・甘えられない
・人に頼るのが苦手
・自分を犠牲にして人に尽くす
・他人の問題を背負い込む
など
それはパートナーにも
友人関係にも現れてきます
だから見捨てられないように
必要な存在だと思われるように無意識に頑張って、尽くしてしまう
大人になった今、全く覚えていない出来事でも
幼い頃に傷ついた感情は潜在意識の中に残っています
今回、Cさんは、お腹の中にいた頃の自分を存分に癒やし、
寄り添い、たくさんの高次元の存在にヒーリングを手伝ってもらい
セラピーを終えました
幸せになりたいと願いながら幸せにならない選択ばかりしていた自分に対して
ずっと「私ってダメだ」とセルフイメージも低く、自分を責めてしまいがちだったCさんは
この日、生まれ変わったような気持ちですと仰っていました
本当に頑張った
涙でいっぱいだったけど、しっかりと自分で幼いCちゃんの心を癒やし
愛される存在なのだと伝えてあげる事もできました
【どんな可哀相な自分や恥ずかしい自分が出てきても受け止める】
という気持ちがあれば、必ずインナーチャイルドは癒されていきます。
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