デンマークKADEAUのお料理をいただきました♪@渋谷・TRUNK(KITCHEN) | 飯野耀子オフィシャルブログ:コンフィスタイル…美は本当に一日にしてならず

デンマークKADEAUのお料理をいただきました♪@渋谷・TRUNK(KITCHEN)

先日、渋谷のTRUNK(KITCHEN)で行われた(  )-untitled-vol.4に

伺い、今世界のグルマンから注目されているKADEAUのスペシャルディナーを

いただいてきました♪

 

TRUNK HOTEL,ゆっくりと伺ったのは今回が初めてだったのですが

レストランだけでなく、SHOPもレストランもBarもかっこいいですね!!

 

この日はTRUNK(KITCHEN)のソムリエさんがKADEAUのお料理に

あわせて選んだワインペアリングが提供されました♪

 

ということでまずは最初の一杯から♪Andre Clouetのグラン

レゼルヴ ブリュット ブラン ド ノワール!

とてもこっくりとした、そしてエレガントな泡のシャンパンでした。

これ、美味しかったな~

 

こちらにあわされたスターターのお料理はコールラビと紅芯大根に

黒スグリのオイルで味付けがしてあって、上に松ぼっくりが緑な

状態の時に収穫してピクルス(お料理の上にのっている黒いの)

にしたものがのせられている一品。

え~松ぼっくり???どんな味だろう?と思っていただきはじめたところ

松ぼっくりはどちらかというと触感のためにのっている感じで

酸味はありますが特に特徴的な味ではありませんでした。

 

お料理自体の味わいはなんだかハーブテイストのおだしに

コールラビと紅芯大根が入っている感じ?初めてのデンマーク

グルメはとても親しみのある美味しさから始まりました。

 

次に出て来たのがこちらの2本。

左側のエチケット♪ブルーナっぽいからさすが北欧のお料理には

北欧のワイン?と早合点していたらなんと東京の、それも門仲に

ある深川ワイナリーのワインでした(笑)因みにオレンジワイン!!

 

今までオレンジワインって実はあまり好きじゃなかったのですが・・・

これはまろやかな酸味で美味しかった~(≧◇≦)それと香りが

マスカットのような甘い香りで何度でも嗅ぎたい感じです。

エチケットもかわいいし、プレゼントにもいいかも!!

 

そして右側のボトルはAlain Geoffroyのシャブリ♪こちらは

しっかりと深さのあるシャブリで、美味しかったです。

 

実は本当は次のお料理にはシャブリだけを出される予定だった

ようなのですがふたつのマリアージュを楽しんでみてくださいと

一緒に提供されたんです。

 

そして登場したのがこちら!!

生の貝をいただく3種盛(笑)

 

まず手前のこちらは~

タイラ貝にグリーンピースを発酵させたものがのせられています。

この発酵グリピ、美味しかった~💕たぶんホタテとかでも美味しいと

思いますが、こういう組み合わせにするって面白いです。

 

それから~

一番下にポテトのクランブルがあって、その上に牡蠣のスープを

乳化させたソース、そこに牡蠣と黒スグリのオイルがかかっています。

2種類の柔らかさにカリカリを組み合わせた触感、これも面白い

一品でした!!

 

そして最後にこちら♪

赤貝に花山椒とオイルがかかっています。花山椒なのでそこまで

パンチはありませんが、ほんのり山椒の香りと刺激が赤貝の

クセをまろやかにしていて、これも美味しかったです。

 

どちらかというと当初の予定通り(笑)、これら3つにはシャブリを

合わせた方が好きだったかな?

 

次にワインはそのままにこんなお料理が登場しました♪

なんだと思いますか?

 

答えは…

生うに(≧◇≦)くるみオイルで和えてあって、更に上からスライスした

くるみがたっぷりとかけられています。

 

ウニとくるみ?!これはなかなか日本人では思いつかない組み合わせ

かも???不思議な味わいでした。そしてこちらにはオレンジワインが

あってたかも?

 

次にまたまたサービスの方から聞いた際は「えっ、どんな味が

するの???」と思った一皿が…

シマエビに焦がしバターと焦がしにんにく、そしていちごジャム!!

 

えっ、、、生のエビにいちごジャム?????

 

ちょっと恐る恐る口にしてみたら…美味しいっ(≧◇≦)!!!!!

 

いちごはジャムといっても甘いものではなく、イチゴを煮たものと

いう意味だったみたい。いや~これね、美味しかったです。

エビの生にこういう食べ方があったのかっていう。

 

そしてもう一品、サプライズなお料理が~

これ、一瞬グラタンに見えませんか?でも下に氷があるように

冷製のお料理なんです。ホタテ貝にホタテクリームとわさび

クリーム、そこにホタテ、ニンジン、それからホタテの卵部分を

パウダーにしたものがかかっていて、更にバラの花びらの

ピクルスとムール貝とヘンプオイルがかかっています。

 

デンマークって結構、ピクルス文化なのでしょうか?バラの

花びらをピクルスにするなんて!!!

 

色目やいろいろな味が組み合わせからは想像もつかない

優しくて、やわらかい味わいの一皿でこれも美味しかったです。

 

因みにNOMAのレネも訪れるというKADEAU、美味しいのはもちろん

ですが最初からずっと面白いお料理が続きます(^^)

 

さてここで新しいワインの登場です。あっ、そそ!!今回の会では

ワインはそれぞれ一杯ずつというのではなく、場合によっては

お代わりもついでくれるというスタイルでみなさん、好きなものは結構、

お代わりされていました。

 

それでは次の一本でこちら♪

Cotes du Jura a la Percenetteのシャルドネです♪

 

こちらに合わせられたのが~

???一瞬、えっってなる感じですが、これがめっちゃくちゃ

美味しかった!!!

 

舞茸のに醤油、ビネガーソース、発酵させたきのこのジュースで

味付けをして、3年熟成のコンテチーズと共にグリルしてあります。

 

コンテの3年なんて初めていただきました。美味しいですね~

生も食べてみたかったな。

 

そしてチーズがコンテなのでワインもジュラ地方のものを選んだのだ

そうです♪

 

それからもう一品!!

これもね~一見、おしゃれにドレッセした和食???という

感じなのですが(笑)、めちゃくちゃ美味しかった!!!!!

 

お魚は鯵で炭焼きで焦げ目がついているのですが身の部分は

ほぼ生といっていいくらいのレア状態。それが米麹とオイルで

味付けされています。横のグリーンは大葉にオカヒジキ、

そしてナスタチウムの葉っぱです。

 

いや~最初出てきた時、そろそろお腹がたまってきていたので

うわ~焼き魚(笑)って思ったのですが、こんなに鯵を軽く

いただいたのは生まれて初めてというくらいに軽やかなお料理で

美味しさと共に驚きました。

 

次にお酒は赤ワインに♪

綺麗でしょ~(≧◇≦)

 

こちらはHenri Gougesのニュイサンジョルジュ♪

そんなに重いというわけではなく、どちらかというと軽やかで

華やかな感じ。

 

ここに合わせられたのがまずはこちら!!

 

これ、アスパラとキュウリです。ここにノルウェー出汁と名付けられた

スープがかけられます。

因みにこの出汁はセップ茸、アイスランドの昆布、あさり、

手羽先から作られています。

 

これもめっちゃくちゃ美味しい!!しかもなんかお吸い物をいただいて

いるような?でも決して和食ではないのですが、とても親しみの

ある美味しさでした。

 

北欧と日本って案外味覚が近いのかな?

 

そしてメインデッシュ登場♪

豚バラ肉のコンフィにドライにんじんがのせられていて、焦がしバターと

チキンのソースがかけられました。

ドライにんじん、まるで干しあんずみたいな味わいでした。

 

これは物凄く北欧っぽい感じの組み合わせ。あとちょっと

中華の要素もあるかな?美味しかったです。

 

ここで最後の一本が登場♪

はい、今回のディナーは泡に始まり、泡に終わりました♪

それもロゼ(といってもかなり赤に近いロゼ)💕

Vin du Bugey Cerdon のRose Petillenです。

 

ここに驚きのデザートが登場~

じゃじゃん!!

 

何やらかわいいデザインのデザートでしょ~♪でもどんなデザートか

聞いたらびっくりな食材のオンパレードです!!

 

こちらの写真の方が解りやすいので…まずタルトのベースは

バターミルクのタルトです。バターミルクはバターを作った際に

分離した液体部分。海外ではバターミルクってスーパーなどに

普通に売っていたりするくらいポピュラーなものでパンケーキなんかに

よく入れて使います。

 

その上にある黒い部分、実は証明の関係もあり色をちゃんと

拾ってなくて申し訳ないのですがこれ、黒というよりも実は

深緑で、モミの木の葉っぱから作ったゼリーです。

 

どんな味といわれるとちょっと難しいのですがうーん、侘び寂びな

感じ(笑)?ラベイユにもモミのはちみつがあったと思うのでご興味の

ある方はぜひ試食されてみてください。まんまグリーンなゼリーと

いう感じです。

 

そこに…上からモミのかさのピクルス、真ん中がモミの実、

そして一番下がモミの花の受粉前の若い花びらだそうです♪

 

それぞれ味はそんなにしなくて、どちらかというとこれも触感を

楽しむ感じです。

 

最後にもう一品、かんきつ類とルバーブの根にサワークリームを

合わせたものをいただいてフィニッシュ!!

これはもう安定の美味しさというか、いろいろと複雑な味を

楽しんだ口の中をさっぱりさせるといった感じ。

 

それにしても驚き、驚きの連続なお料理でした。

 

それにしてもTRUNK(KITCHEN)の(  )-untitled-、面白い

ことをします!!また機会があったらぜひ参加してみたいと思います。

 

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