いい施術者の秘密 | 飯野耀子オフィシャルブログ:コンフィスタイル…美は本当に一日にしてならず

いい施術者の秘密

時々、読者の方や施術者の方からこんな質問をされます。

”どうしたらよい施術者になれますか?”

私がいままで数多くの施術を受けてきた中で本当に気持ちがよくて、
上手だなぁと思ったのは

・六本木にある治療院の田中院長
・星のやスパの高橋さん
・もうやめてしまいましたがアジアンハーブスにいたYさん

この3人は施術スタイルも理論も、それからそれぞれの性格もまったく異なる3人です。
ただ大きく共通しているところが二つあって、それは

・とにかく隙なく、基盤がしっかりした上に、日々向上している知識と技術
・絶対に我を押し付けてこない謙虚さ

まずひとつめは当然といえば当然ですが、これが出来てる人というのが意外といない。
ある意味、彼女達は変化球はひとつもなく、教科書に忠実といっても過言ではないほど
王道の技術と知識を以って治療なり施術をしてくれます。そこに新しい技術や情報が
積み重なっています。

もちろんそれ以外にそれぞれが持っているセンスや勘といった才能が掛け合わされるので
長年数多くの人に施術をしてもらっても記憶に残っているんだと思いますが、それにしても
彼女達の基本は”基本に忠実”ということです。

そして次が才能も技術もある場合にその人を一流と二流に分ける重大要素。
上手いのはわかるんです。でもどこかに

”私の技術、スゴイでしょ(自分は完璧!)?”
”私、上手いでしょ?”
”私の施術で気持ちよくなるでしょ?”
”もっと私を認めなさいよ(もっと私は認められていいはず)!”

以上のようなどこか”してやる”的な”気”が伝わってくる人はその時点でもう体の凝りが
100%とれない、ほぐれない、入っていかない。

こういう人に当たるのであればまだ、自信なく施術を一生懸命してくれる人の方が
結果的に気持ちがほぐれるので体もほぐれるといえるように思います。

ぶっちゃけ、そういう施術をする人というのは施術前から解る場合が多いんですけどね。
だいたい気のつよそうな顔をしています。AKBでいうと高橋みなみちゃんタイプ。そして
目に不満の色が出ている人。

簡単にいうと引きがないんです。押しだけ。

上にあげた3人は押すところと引くところのバランスが絶妙なんですね。もちろん、
”してやる”オーラは皆無で、どちらかとうと”ほぐしてあげたい”感が上からではなく
母性で伝わってくる感じです。

そうそう、先ほど、高橋みなみちゃんタイプと書きましたがこれは女性の場合。男性の場合は
(正直、男性で上手な人ってひとりも出会ったことがないのですが・・・)なんだろう?昭和な
タイプの偉そうなオジサン的な人はもれなく下手ですね。まったくほぐれないどころか
もみかえしがくる。そしてそういうのに限って自分の施術をあと何回受ければ体がよくなるとか
長年の研究から編み出したオリジナルの施術方法があるとか売り込みをしてきます。
解りませんが男性で施術者になる方の場合、どこか女性っぽい人の方がいいような気がします。
美容師さんなども女性的なところを持っている人の方が髪の扱いが上手かったりしますよね?
男性っぽい人の場合、どうも施術に支配欲みたいなものが出るのではないでしょうか?

ですからそういった支配欲を消せる、もしくはオネエ的センスを持つことが施術者として
評価を得るようになる鍵なように思います。(あくまでも私の経験ですが地方の競争が
少ない場でホテルや旅館など出張の枠を持っている人ほど、我が強くて下手な人が
多いように思います)

とにかくエステでもマッサージでも指圧でも整体でも、基本の技術や知識、それについては
「ここまででいい」というものはなく、日々努力が必要なものだと思うのでそれはその道で生きて
いこうと思う限り、徹底的にぶれない基本の体得と、常に新しい情報に触れる、自分の技術を
省みるといったことをした方がいいと思います。

それ以外の部分は最終的には思いやりのこころ、そして技術の誇示ではなく、お客様の体の
声を聞く謙虚さがその人を一流の人へと導くのだと思います。

少なくとも私は3人の天才からこのことを教えてもらったと思っています。

もちろんここに書いたことはあくまでも私の私見です。ですから他の意見もあるかと
思いますが、私はそういった姿勢のある人に自分の体を預けたいと日々、思っています。


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