ある作家さんへのインタビュー記事に、
Q. 40代は特に母子関係に悩む人が多いが、どう思うか。
の問いに対して、
 
A. その世代の親に考えが凝り固まった人が多いのかも。女はこうあるべき、夫婦は、子育ては、みたいに。「こうあるべき」と。田舎は特に。そこから外れることを許されない空気。そんな中で育つと刷り込みのようなものがあるだろう。
と、ありました。
 
クローバー
 
所属していた大学での学生からの相談に、少なからず親子問題はありました。
コーチングのクライアントさんにも、実は根底に親子問題を抱えていてそれがネックとなって事がうまく進まない方、います。
 
 
親という役割、立場の、何とムズカシイこと!
 
 
デンマーク人で、コーチでありカウンセラーでもあるイーベン・ディシング・サンダール氏の先日のインスタには:
「親が子に与える影響がどれほど大きいか」との内容。
 
言い直すなら、親は自分の発言、態度をどれだけ意識し考え、責任をもち発しているか、時に反省し、振り返る(学ぶ)必要あり、ということと理解しました。
両親の場合はその夫婦関係、あり方も子に影響あり、ですね。
 
 

 

 

私自身も親からの影響は良くも悪くも大。

「一刻も早く自立し、家を出たい」と思っていたのは、家族の中の上下関係、立ち位置の息苦しさ、強い個性の集まりからくるぶつかり合いに辟易していたからだと思います。皆それぞれが、自分の意見がある、言いたいことがあるというのはとても良いことですが、「話し合い」のテーブルはあまり用意されず、声が大きい人が強く、上下関係は確かにありました。学校現場でも、大なり小なり、分かりやすい上下関係、指示命令はありました。・・・そんな時代だった、の、かなあ。

 

 

そんなこんなから、何度も書いているように、私の中の研究(仕事、タスク)に「家族・コミュニケーション」が根っこにあり、そこから見る、地域生活、暮らし、住宅、都市、社会、政治の関心に。

 

 

故に、「家族」というワードは、私には、使命としてのofficialなワードで、「コミュニケーション」はコトバの怖さの経験故に、慎重に扱わねばと身構える感覚さえあるもの。

 

「家族が大事、家族が一番、家族仲良く」のようなフレーズはどうも馴染みがないし、「家族」は俯瞰して見るものであって、どっぷり浸かって見るものではない。

 

 

だから、先日、長男が公文の問題(自由記述)にこんなこと↓を書いているのを見つけて、「うわあああ!汗汗」とのけ反ってしまいました。9歳が書く衝撃。

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次男坊に至っては春休みに入り、しょっちゅう、「お母ちゃん、大好き」「さいた家みんな大好き」「家族は宝物」などと言うので、口があんぐりしてしまいます。びっくり

子どもたちのこの感覚はどこから来ているのだろう。分析対象。

 

 

家族が山あり谷あり時にぶつかりながらも、確かな信頼関係が結ばれることは果たして可能かーーーという「社会実験」をしている最中。なので、子どもたちからのフィードバックも、こんな笑顔↓も、嬉しくは、あります、、、

 

 

笑顔家族が増えたなら平和。平和な世界を。
ただし笑顔で過ごすためのtipsがあり、学びと工夫や努力もしなくちゃ、ですー
 
 

 

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オーディションの後日談。速達で合格通知を受け取りましたお祝い

今回、入所は、、しないのです、が...星 頑張りました。