「妻に『精子が無い』と言われて、『どこかに置き忘れちゃったの?』と」男性不妊症を知った当事者の絶望 原因と治療法は?
日本の不妊治療『初回診療時』なぜ?夫婦が一緒に検査を受けないのでしょうか?
WHO(世界保健機関)が11月28日、不妊治療のガイドラインを発表した。そこでは不妊症の原因の半分近くが、男性側にあると指摘されている。また近年の研究論文では「世界的規模で男性の精子数が、ここ50年あまりで半減している」という結果も。精子数の減少率も2000年代に入り、さらに加速しているという。
論文では原因について触れられておらず、引き続き調査が必要としているが、不妊治療の第一人者である順天堂大学医学部附属浦安病院・泌尿器科の辻村晃教授は、「睡眠不足、ストレス、肥満、タバコなども男性不妊の要因になる」としている。 辻村教授によると、男性不妊は女性不妊と比べて認知度が低く、知っている男性でも自分は大丈夫だとして何もせず、妊活は女性だけが頑張るというケースが多くあるという。『ABEMA Prime』では、当事者とともに“男性不妊”について考えた。
■当事者男性「本当に苦しかった」
寺山竜生さんは2013年に、自身が無精子症であることが判明した。寺山さん37歳、妻29歳で結婚し、新婚1年を期に自然妊娠を目指すも、なかなか妊娠しなかった。「奥さんが原因?」とタイミング法などの不妊治療・検査を行うも結果は出ず、不妊治療から1年弱がたち、睾丸を切って精子細胞の有無を確認したところ、無精子症と判明した。
無精子症だとわかった経緯を「僕の精子を妻が病院に持って行ったところ、帰ってきた妻から『ねえ、精子がないの』と言われた。『持ってたじゃん。どこかに置き忘れちゃったの?』と聞くと、『いや、あなたに精子がないの』と。そんな人がこの世にいるとは知らず驚いた」と振り返る。 男性不妊がわかった後、寺山さんは自己否定に陥り、「どうしてこんな身体に生まれたのか」と母への怒りもわいた。一方で、妻は「私は産めるんだ!」と前向きになり、夫婦で気持ちのズレが生じた結果、離婚というキーワードも出たという。
知った直後の気持ちについて、「精子がないのは本当に苦しかった。男として子孫を残すために生まれたのに、それができないことが屈辱だった。自分の精神を保つために、誰かに責任転嫁したいと思った時、身近にいた母親に『なんでこんな身体に』という言葉をかけてしまった。いま考えると申し訳ない」と明かした。 葛藤する中、妻から「あなたは放置していられるけど、私は生理のたびに思い出して泣いている」と言われ、何も行動を起こしていないと気付き、妻と話し合うための心の準備ができたそうだ。「妻は、僕が決断するまで答えを待っていた。『子どもを作りたい』や『養子を迎えたい』などは言わず、まず『あなたが子どもが欲しいか決めて』と言った。いま思うとさすがだと思う」と話す。 「AID」と呼ばれる、精子提供を用いた人工授精がある。無精子症など、夫の精子では妊娠が不可能な夫婦に適用され、精子提供者は55歳未満の成人で心身ともに健康、遺伝性疾患や精神疾患の家族歴がない事が条件となる。一方で、「出自を知る権利」等を巡る問題も存在する。
寺山さんもAIDを選んだが、決断するまでには2年程度を要した。「第三者から精子を提供してもらい、子どもを持つ選択をした。そもそも自分の無精子症を受け入れられていないのに、第三者の精子は受け入れられない。『無精子は個性だ』と思えるようになってから決断した」。
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このABEMAの配信の情報で、無精子の男性が多い!『60人にひとり!』
これは、実に高い割合ですね。
深刻ですよ。勿論食生活の変化や晩婚化の影響もありますが・・・
無精子症の診断書を受けれないと精子提供は受けれないですよね。(TESEによる診断)
こちらに来られる患者さんの中でも、精子のレベルが思わしくない方は勿論多いです。
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無精子症の診断書を受けれないと精子提供は受けれないですよね。(TESEによる診断)
こちらに来られる患者さんの中でも、精子のレベルが思わしくない方は勿論多いです。
WHOの精子平均基準は何年のものか?ご存じですか?
WHOの精子基準は、長らく2010年の第5版マニュアルが使われていましたが、2021年7月に第6版が発表され、約10年ぶりに改訂されました。この最新の第6版基準値は、1年以内に妊娠した男性のデータに基づき、自然妊娠の「正常下限値」として使われており、精液量、精子濃度、運動率などがより低い数値に設定され、より現実的な基準となっています。
主要な改訂点とポイント
- 最新版は第6版(2021年発表): 以前の主流だった第5版(2010年)から更新されました。
- 「正常下限基準値」: 妊娠できた男性の下位5%の値を基準としており、この値以下でも妊娠は可能ですが、目安となります。
- 基準値の例(WHO第6版):
- 精液量: 1.4ml以上
- 精子濃度: 1,600万/ml以上
- 運動率: 42%以上
- 前進運動率: 30%以上
- 正常形態率: 4%以上
重要:無精子症の診断書を受けても、精子提供を受けれるのは待機状態
無精子症の診断は受けれなかったけど、精子提供を受けたいそんな方
ご連絡ください。私達は無精子症を受けれない方にも力になれます。
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