新型コロナウィルス関連株の代表格、【3604 川本産業】の値動きを、寄り付き前の気配の強さ/弱さから探ってみました。


ここ2日ほど、寄り付き前に多くの売り注文が出て、大きく下落しそうな不穏な気配が見られました。


昨日2月20日(木)は、前日に2389円で引けましたが、8:30過ぎにはおよそ3万株の成行売り注文が出て、2280円あたりまでギャップダウンする気配でした。
その後、9:00の寄り付きが近づくにつれて、成行売り注文は増え続け、特別売り気配となってしまいました。
9:04頃には、成行売り注文は6.5万株まで増えて、2193円まで大ギャップダウンしそうな気配でした。

実際には、少し戻して、9:08に2239円で寄り付きましたが、前日の安値を大きく割り込む、大ギャップダウンでした。
その後、9:20には2145円まで下落しました。



今日2月21日(金)も、前日に2513円で引けましたが、8:30過ぎにはおよそ3万株の成行売り注文が出て、2310円あたりまで大ギャップダウンしそうな気配でした。
しかし、前日とは異なり、9:00の寄り付きが近づくにつれて、株価は下がらずに、やや戻してきました。
それでも、寄り付きの2分前までは、2430円までギャップダウンして特別売り気配となりそうでした。

ところが、寄り付きの直前に急激に買い注文が増えて、結局、9:00ちょうどに、ほぼ前日終値と変わらない2500円で寄り付きました。
その後、9:09には2686円まで上昇しました。



9:00の寄り付き直前の気配の強さ/弱さが、寄り付き直後の値動きに繋がっているように思えますね。

とはいえ、寄り付き前後の動きが弱かった20日(木)は、結局は陽線になりました。
逆に、寄り付き前後の動きが強かった21日(金)は、結局は陰線で終わってしまいました。

強気と弱気が、1日のうちに何度も切り替わり、方向感が無くなっている感じです。
 

 

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