勝率を悪くしてみてはいかがですか?

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勝っているトレーダーは、やたらめったにトレードを仕掛けたりしません。
良く分からない時には手を出さず、「これは勝てる!」というチャンスだけトレードを仕掛けます。
つまり、勝てる時しか勝負しないことで、高い勝率をキープしている訳です。

ですが、たとえ勝率が悪くなっても、負けそうなところでもトレードを仕掛けた方が、利益を増やすことができます。


利益の金額は、期待値(トレード1回あたりの損益の平均)と、トレードした回数によって決まります。

 利益 = 期待値 × 回数


勝てる時しか勝負せず、勝率を高くすれば、期待値も大きくなります。
逆に、負けが増えて、勝率が悪くなれば、期待値も小さくなります。

例えば、勝ったら+10万円、負けたら-10万円、としましょう。

 

5勝0敗で、勝率100%なら、利益は50万円なので、期待値は+10万円です。
4勝1敗で、勝率80%なら、利益は30万円なので、期待値は+6万円です。
3勝2敗で、勝率60%なら、利益は10万円なので、期待値は+2万円です。

 

勝率が悪いほど、期待値は小さくなってしまいます。


ですが、実際は、ほぼ100%勝てる時だけトレードしたら、トレードできる回数はかなり少なくなってしまいます。
負けそうなところでもトレードを仕掛ければ、トレード回数を増やすことができます。

例えば、ほぼ勝率100%のチャンスは、1ヶ月に2回しか無いかもしれません。
ですが、勝率80%のチャンスは、1ヶ月に10回あるとしたら、どうでしょう?

ほぼ勝率100%のチャンスだけしかトレードしない場合、1ヶ月のトレード成績は、

 +10万円 +10万円

の2回だけで、20万円の利益になります。

ですが、5回に1回は負けそうな時にもトレードを仕掛けたら、勝率は80%と悪くなりますが、トレードの成績は

 +10万円 +10万円 +10万円 +10万円 -10万円
 +10万円 +10万円 +10万円 +10万円 -10万円

の10回で、60万円の利益を得られます。


勝率を悪くすれば、損失も増えますが、それ以上に、利益になるトレードが増えるので、トータルでは、利益の金額を増やすことができます。
ですから、たとえ勝率が悪くなっても、ある程度は、負けそうなところでもトレードを仕掛けた方が、利益を増やすことができます。


もちろん、『ある程度は』です。

勝率を下げて、トレード回数を増やし過ぎると、勝ちも増えますが、同じくらい負けも増えて、トータルでプラスマイナス・ゼロになってしまいます。
もっと酷くなると、負けの方が増えて、却って利益が減ってしまうかもしれません。
それでは意味がありませんね。

また、トレード回数を増やし過ぎると、同時にたくさんのポジションを持つことになります。
最悪の場合、現金を使い果たしてしまい、新たなチャンスにトレードを仕掛けられない事態になります。
負けそうなポジションをたくさん持った挙句に、肝心の勝算の高いトレードを資金不足で見送る、なんてことにならないようにしましょう。

 

 

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