埼玉県富士見市にあるパーカッション教室
かもん音楽教室のブログにご訪問いただきありがとうございます
◆お問い合わせは
3.11から10年。
微力ながら毎年ご協力しています。
まだまだ寒い日もありますので、
暖かくしてお過ごし下さいね
ワタクシがよくパーカスっこたちにお伝えしているのが、「カラーを統一する」と言うことです。
幼少期、ぬり絵をやったことありますか?
雲は白でアンパンマンは肌色。
そんなことはないのです。
打楽器にはピアノのようにドレミの音階がありません(厳密にいうとありますが)。
歌のように歌詞もありません。
なので、
表現力がとても大切になってきます。
表現力って?
簡単に言うと、聴き手にどのような印象を与えるか。
例えば、5人で打楽器アンサンブルをやったとします。
5人が同じ意識でいて欲しいのです。
「県大会に行くぞ!」
「コンテストに出場することが目標だぜ」
「楽しく演奏したいです」
根本的な共通意識も大切ですが、場面ごとのカラーを統一すること。
とお話しします。
楽曲には小説のように、起承転結があります。
例えば、
1.オープニング。
→どんな始まり?何をしようとしている?
2.山へと続く坂道
→険しい坂道?ゆるい坂道?どんな坂?
3.山登り
→登る?登らない?誰と行く?
4.帰り道(エンディング)
→夕方?夜中?早朝?
◆作曲者はどんな人か?
少なくとも必ずこの辺りは中学生でも容赦なく聞いていきます。
大抵、初回のレッスンでは答えが出ないので、
次回のレッスンまでに考えてもらいます。
最終的には場面ごとのカラーを考えてもらって、
演奏を聴かせてもらいます。
この工程は、文章に書くと短いけれども
結構な時間がかかりんご
演奏ってひとりよがりじゃつまらないし、
聴き手あってのものだと思っているので、
自己満足で終わって欲しくないのです。
そして妥協して欲しくない。
カラーは絶対分かれるので、誰かが妥協しないといけなくなるのですが、妥協せず話し合ってお互い納得した上で決めてね
と言っています。
慣れてくるとだんだん楽しくなってくるらしく、レッスンの度に演奏の色、表情も明るく変わっていきます
サスガヤネ
ディスカッションすることで、各々の良いところも悪いところも見えてくるから、またそれも
良い経験になることでしょう
音符は何色にでも変化する
楽しく演奏したいね
〜春の体験レッスン募集中です〜