先月受けたPEP3検査の結果を聞きに行ってきました。

普通の発達検査は
この子は何歳くらいの発達状況です、みたいな結果になると思うのですが、

この検査は各項目を合格、芽生え、不合格で評価し、「芽生え」のところを今後の療育で伸ばしていこうというもの。

案の定……
バリバリの視覚優位の結果に(^ω^;);););)

認知(見て物事を処理する力)は合格が多いものの、
表出言語(話す力)
理解言語(言語での指示に従う力)
は、芽生えや不合格が多かったです。

その他粗大、微細運動は概ね合格でした。

検査時の動画を見ながらの説明だったのですが、
とにかく言葉が弱い。

絵カードを見て「料理してるのはどれ?」という質問には「これ!」と指差しして答えられるのですが、

「これは何してるところ?」という質問にはほとんど答えられず……

あとは、独特の注目の仕方。
牛のパズルがあったのですが、普通牛に注目するはずが、牛の後ろにある小さなトラクターに注目してしまい、気になって仕方なくなったり。

実物と絵のマッチングは
スプーンの角度やハサミの開き具合まできっちり合わせたり(^ω^;);););)

自由に絵を書いてくださいという課題では、その前の課題で書いた〇△□の図形をそのまま書いたり。


うーーん、自閉脳┐(´д`)┌

検査の結果としては、
強みである「視覚優位」の特性を生かして、するべきことを明確化するためにも
構造化が効果的。

芽生えの評価が多かった表出言語を伸ばすため、PECSでのやり取りは効果的だとのこと。

長男の通うデイではコミュニケーションはPECSを使って行っています。
最初は「こんなカードのやり取りで伸びるんだろうか。カードを使わなくては話せなくなるのではないか。」と心配したりしました。

でも!それは大間違いで。

PECSを使うことで視覚的に構文を覚えて、次第にお話することに繋がるし、

もし、口では上手に話せなくてもPECSが自分の思いを伝えるツールになる訳で。

伝えたいことが伝わる、という成功体験を積むことで、どんどんコミュニケーションの力もついていくそうです。

PECSは長男にはピッタリのアイテムでした。

その他、概念とかお話の練習とか、文字数字の習得とか、
デイが行っている課題はすべて長男の特性にピッタリな方法だということも改めて認識させられました。

ほんと、デイの先生には感謝しかありません……

今回の検査、長男の状態を知る本当に良い機会となりました!