漠然と、留学には憧れていた、、、
けれど、大学で勉強というのも気が引けていた、、、
僕は、大学で、授業が面白いと思うことはなかった、、、
「いまさら、アラサーで、大学?」という感じだった、、、
留学の直接のきっかけは、
四谷の日米会話学院の国際教養講座School of International Studies(SIS)、、、
英語で、経済、金融、マーケティング、法律を受講していたこと、、、
そうそうたる講師、受講生だった、、、
多くの受講者は、留学に向けて準備していた、、、
周りの雰囲気にのって、僕も、急遽、準備を始めた。
大学院応募に当たって、GMATのスコアが求められた。
当時は、2日間にわたって、英語5セット、数学5セットの試験、、、
数学は、1セット45分60問を5セット、1問だけ、空欄で提出、残り299問は、正解だった。この試験、5問ぐらい間違えても、上位0.01%の試験だった。
職場の日系アメリカ人のMIT出のヤツが、5問間違えたと言っていた、、、
一方、英語は、散々だった。下から数えた方が早い、、、
量子力学がテーマの長文問題もあった。
もちろん、英語力があれば、正解できるのだろうけど、、、
GMATは、何度も受けることができて、
一番良いスコアを提出することができるので、
実際、僕も2回分の受験を申込んでいた。
反省の上、2度目を受けようと思っていたのだ。
けど、取り止めた。
もう、くたびれたというのが本音で、
落ちたら落ちたで、留学しなくても良いと思ったのだ。
職場で何かと声を掛けてくれた年配の人(東大出)が、
「阪大出なんだから、留学なんかしなくていいじゃないか、、、」
と言っていた。
でも、僕は、むしろ、好奇心が動機だった。
学歴ロンダリングというわけではなかった。
留学先で出会った人は、東大卒が一番多かったし、
皆も、好奇心が動機だったと思う。
長い人生で見れば、留学は瞬間的だけど、
大きな影響を受けたと思う。
級友、講義、先生、ロンドンでの生活、欧州旅行、、、
僕に、ビッグ プラスだった。