例えば、東大に上位三分の一で、合格する人たちは、

何しても、落ちることは、無いのだろう。

 

けれど、ボーダーラインにいる人たち、

例えば、下位三分の一で合格する人たちとか、

不合格者の上位六分の一の人たちは、

過去問の練習で、明暗が分かれるのではないかと今さら思う。

 

僕の場合、赤本と呼ばれていた、大学ごとの過去問集を購入することをしなかった。

絶対に、同じ問題はでないからだった。

僕の周りの人たちも、赤本を、あまり、持っていなかったと思う。

 

社会人になって、資格試験を受ける度に、

過去問をベースに準備する周りの空気に、

僕は、違和感を感じた。

 

東大卒の同僚が、受験時代は、図書館で赤本に向き合っていたと聞いて、

「変な奴」と思ったものだ。

 

有働由美子が、「大阪大学に落ちた時は、阪大の赤本を破り捨てた」と聞いた時も、

「赤本なんか買っていたんだ」と思った。

 

でも、大学受験時代に戻るのであれば、

本番前の3か月間は、週二日、本番さながらのスケジュールで、

受験校の過去5年の問題を3回繰り返したいと思う。

 

間違えた所は、反省して、二度と同じ間違いを犯さないようにする、、、

受験校の試験問題に対する、解答の論理を鍛えるのだ。

志望校に合格するという目的に、効果的、、、

 

受験準備なのだから、当り前のことだと今は思う。

漠然と机に向かっていてもしょうがない、、、

 

なぜ、誰も、言ってくれなかったのかと今は思う。