振り返るに、僕が初めて、原敬を聞いたのは、

小学校の授業で、M先生が、「はら けい!」と叫んだ時、、、

今でも、耳に残っている、、、

東京駅での暗殺の話、、、

「平民宰相」の話もあった気がする、、、

 

今回、原敬記念館で、彼の人生は、波乱万丈と思った、、、

15歳で、上京、勉強に励むも、戊辰戦争敗戦で、実家からの仕送りが途絶えた、、、

学費無料のクリスチャンの学校に行かざるを得なくなった、、、

フランス人の牧師さんについて、フランス語が分かるようになって、

生涯、大きく、役立った。

旧東大法学部に2番で、入学、、、

寄宿舎(食堂?)とのトラブルで、退学処分!

 

その後、新聞社、外務省、政界で、転職を繰り返した。

実力者に認められて、採用されるも、その実力者の失墜と一緒に退職になったり、、

新聞社には、志望動機書を送り付けて、売り込んだり、、、

今日でも、「ある、ある」、、、

 

暗殺の動きを察し、

遺言書は3通、配偶者、養子、弟宛て、、、

遺言書って、一通かと思っていたけど、

間違いがないよう、こういうやり方があるのかと勉強になった。

 

原敬の祖父は、藩の家老、父は、藩の軍学者、、、

原敬は、分家して、平民(商人?)と戸籍謄本に、、、

「平民宰相」というけど、出目はいいのだ、、、

 

原敬、やっぱり、頭が良かったのだと思う。

頑張り屋さんとも思う、、、

ご両親も、一生懸命育てたのだとも思う、、、

 

座右の銘は、「宝積(ほうじゃく)」。

 

「人に尽くして見返りを求めない」、

「人を守りて己を守らず」

という意味だそうだ、、、