私は家に着くと、
また勝手に妄想していました。
中村君も私のこと好きなのかも?
あぁ、でもダメだ、
私は愛される資格はないし、
愛される人間ではないし、
もし好きだと言われたら
嫌いになって拒絶反応を起こしてしまうかもしれない。
そう思って、悶々としていました。
その日から、
私の頭の中は中村君のことで一杯で、
頭から離れたことはありませんでした。
外に出るたびに、中村君はいないかどうかをきょろきょろと探していました。
ここでばったり会ったらどうしよう?
何て話そう?
好きという気持ちがばれたらどうしよう?
今頃何しているかな?
ごはんちゃんと食べているかな?
私のこと、思っていてくれているかな?
中村君のことを考え出すと、
何も手につきません。
本を読んでいても、
テレビを観ていても、
授業中も、
中村君が私の世界を占領していました。
中村君と恋人同士になったら
私は、今までの孤独とさようならできる。
中村君の彼女になれば、
今までの、暗い、ダメな自分とお別れして、
楽しいお友達に囲まれて、
明るい人生を送ることが出来る。
そう確信していました。続きはこちら