昨夜NHK BS「プレミアムカフェ」、
この番組は、以前放送されたものの再放送。
初回の放送の時も観たのだが、
例の「また新たな感動があるかも」精神で、観た。
プレミアムカフェ自体が再放送で、
今年10月末くらいに、放送されたようで
スタジオには当のナベサダが現在の姿で出演していた。(92歳)
番組の内容は、もう20年ほど前の、
当時新人のドラマーをバンドメンバーとして連れてツアーした時の話。
どう聴いても、失礼ながら
「新人だから」というだけでない、
ドラマーとしての「センス」が見えない演奏だった。
いや、なべさだのサックスと一緒でなければ
まあ一生懸命叩いているところとか、真面目な様子で、
きちんとリズムは刻んでいるので、
さほど耳には障りなくやり過ごせたのだろう。
しかし、「ちゃんと叩いている」ドラマーにありがちな
ただ叩けば良いわけでない(と私が思う)もどかしさが、耳に「どうにも」気持ち悪い。
なべさだは、「歌いながら叩け」と指導する。
歌う身にすれば、、私みたいな歌い手でも、、
音と音の「間」にある『音』が聴こえてくるような「歌」をうたいたいし、
楽器も、そんなふうに弾いてもらいたい。
ドラムも、「スゥイング」と一言で言ってしまえばそれまでだが、
やはり「歌うように」叩いて欲しい。
すべて、お客様の耳だけでなく「心」に届くように、、というか、
演奏し終わったら「お客の心をしっかり掴んでいた」演奏であった、、というのが理想。
そのためには、やはり「スウィング」も大切なポイントだし
何よりも、真摯に楽しんで演奏することが大切だろう。
この20年前の新人ドラマー、真面目で一生懸命。![]()
しかし、「それだけではない演奏を知る」ナベサダとの演奏になったかどうか。
20年経った今は、若い人にドラムを指導する立場になったそうだ。
ナベサダは言う。
「世の中に上手に演奏する人はたくさんいる」
「綺麗な演奏がすべて心に響くかと言えば、決してそうではない。
少しくらい下手でも、違う部分で心に響く演奏になる」
「彼(その時の新人)は彼のこだわりを持っていた。
だから、その時のバンドで出したいムーブメントとは少し違っていた」
「しかし、こだわりは決して悪いことではない、
むしろこだわってこだわって、自分のこだわりの中で、
一つのものを目指して突き詰めるのは、
次に向かって行ける良いことだ」
「最初はこだわりながら、基本を身につける。
自分もそうだった。」と。
(一言一句同じではないが、私の頭でまとめた↑)
それから、、90歳を過ぎた今なお、
「まだまだ、いろんな発見がある。
これからも、若いパワーに負けないように努力するのは、
ワクワクする」
「演奏の中で、偶然起きたことが
思いがけずに良いなんてことがある。
そういうのが面白い」
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「歳だから、もう歌うのやめようかな」とか
「コマドリ姉妹みたいに(コマドリ姉妹が悪いと言っているわけではないので、そこのところ、ご理解を!)
歳とって歌う自信がなくなった、、」と思っている自分、、![]()
歌うよりきつい、“サックスを吹く"という、身体能力を要する(しかも世界的な実力で)92歳ナベサダの言葉に
ちょっと反省!
コマドリ姉妹さん、ごめん!![]()
歳なんか、、「飛んでけー!」「フンだ!」
NHK BS「プレミアムカフェ」の番組エンディングに流れる「taking a chance on love」
歌っているのはレネー・オルステッド。
最後の部分がチョーかっこいいので、最後まで聴いてください。(他の人が歌うのとは変えています)


