秩父に山を持っている方から、

たくさんのユズをいただいた。

正確にはお会いしたことがない方だが、

朝霞のほうに、サラリーマン停年後に畑を始めた方。

今は80を過ぎて、初めての畑にも毎年実りがあり、

友人を通じて、胡瓜、茄子、カボチャ、大根などなど

「友達にもあげなさい」と、貴重な野菜を賜る。


会ったことがないので、想像でしかないが、


80過ぎても、背筋のシャンと伸びた180くらいの身長で、


若々しく気骨のある人のようだ。


話は若い人と変わりなく、毎日を、朝早くから畑に出て、


貴重な実りの野菜は、ご自分と奥様の分だけとって、


あとはみんなに分けている。


遠い知人達には、ダンボールに詰めて宅配にする。


商売じゃないから、、みんなが喜んでくれれば、

それが一番だから、、。


と言って、(近頃は宅配も高いのに)送り賃さえとらない。


私にもらってきてくれる友人は、2〜3年前にたまたまその場所をバイクで通り、


信号待ちに、そのオジさまと目が合ったので


「おはようございます」と挨拶したのがきっかけだそうだ。


その道は毎朝、彼女も「公園のドッグラン」の扉を開けるだけの


「頼まれ仕事」で通る道らしい。


いくら人に喜んでもらいたいと言っても


誰彼構わずに、丹精込めた野菜を配るわけでもないだろうが、


彼女は、最初に「これ持っていきなさい!」と、野菜をいただいた時に


「種や苗の分だけでも取ってください」と言い、


「無人の販売所にしてくれれば、お金を置いていきます」とも言ったらしいが、


「お金もらうなら上げないよ」と、ありがたい言葉。


夏には、オジさま自身も(奥様も、らしい)、


もらう友達も「苦手!」というゴーヤを


どれだけいただいたことだろう。


ゴーヤチャンプルが、昨年と今年の異常な暑さの夏を乗り切るパワーになった気がする。


オジさまは、「友達、ゴーヤ好きなんだろ?持って行ってやって!」と、下さるらしい。


そして、住まいは朝霞近辺にあるらしいが、


秩父に、ご実家が、今は誰も住まずに、


ポツンと一軒家状態であるらしい。


時々、「空気を入れに」オジさまは、運転して秩父まで出かける。


山があるので、柿の木を切ったり、樹々の手入れをしたり、


こうして柚子も、現地から


いく箱も、宅配便に出し、持って帰った分は


バイクの友人にも渡す。


それを友人は持ってきてくれるのだ。


柚子は、鍋の時のポン酢か


茶碗蒸しのひとひらくらいで、20個以上もあっただろうか、使いきれない。


のんべえの娘にあげる(焼酎、柚子割り)も、せいぜい3つ。


あとは、、そうだ!ジャムにして


柚子茶として飲もう!


、、と、日曜日午後いっぱい、


柚子を絞り、タネを取り、皮を2ミリの厚さに切り


中のワタを、こまかーく、フードプロセッサーにかけた物と変わりないほどに刻み


(フードプロセッサーは引っ越しの時に捨てた)


何度も煮こぼし、お砂糖と「タネをお茶パックに入れたもの」と一緒に煮て


柚子ジャム完成。


刻むのが大変で、酸の為に見るみる黒くなる包丁を研ぎながら、、。






飲んでみたら、カルディで売っている韓国の柚子茶と遜色なく、


我ながらうまくできた!と、満足。


小分けにして、チャック袋に入れて冷凍。


木曜日、友達5人の女子忘年会があり


浦和まで出かける。


その時に、4人分持って行こうと思う。


ひとの○ん○しで、相撲をとるようなもんだけど、、。


オジさまに感謝、それを私にまで持ってきてくれる友に感謝。


友は、絶対に「もらいっきり」にしない人。


必ず、オジさまには、何がしかのお礼をしているはず。


私は、ただ、それをいただくだけ、、。


バチ当たるよねー。


ジャムを配っても、まだバチ当たる!笑


秩父、柚子を取る時に熊は?と心配になった。


オジさま、熊よけグッズの用意万端で行かれたらしいが、


友人は「熊は柚子食べない」と言う。


ネットで調べたら「熊、ゆず食べます」とあった。


それを友人に言ったら


「柚子には、棘があって、それもすごく鋭い大きいトゲなので、


熊は柚子の木に登れない」と、


なんと、ローカル色豊かな返事。


わたしゃ、街のもんだから(っつうか、勉強不足)


柚子の木のトゲのことは知らなかった。


いやー、この歳になって、


熊が登れない木のこと、そっか、


トゲか、、。


バラなんてもんじゃないのよ!、、だそうだ。


今夜は、流星群が見えるらしい。


外へしばらく出て見上げていれば、


流れ星の一つくらい見えるかもしれないが、


寒いし、風邪引いたら嫌だから


流れ星は諦めよう。