どんなふうに書いても、


正月の大地震からの復興も、なかなか進まずに、


それでも歯を食いしばって、なんとか前を向いて生きてこられた能登の被災された方達のうえに


これでもかと言う酷い仕打ちのような、この度の水害を


お見舞いする言葉はみつからない。


やっとの思いで生きている身に、


突然の豪雨は、土砂崩れや堰き止められた川が


横道に新たな川を作り、


本来、川のそばの家ではなかった家を襲った。


崖崩れ、土砂崩れを起こした。


トンネル工事の人たちも、地震で崩れたトンネルが、やっと開通に至るということで、


まさかここで、再び埋もれてしまうとは誰も思わなかっただろう。


助かった方が、こんなところで誰にも連絡もとれず、


どうなるのかと恐ろしかったとインタビューに答えていた。


中学生の女の子は、寸前まで、留守番の家の中から両親に電話(メール)をしていたらしい。


「高いところに逃げなさい!」と言われて「ハイ!」と言う声が最後で、


まだ見つからないという。


災害は、「どこ」なら良くて「どこ」なら悪いというものではないし、


言ったとて、自然の為すわざには抗えないが、


何も、能登に線状降水帯がいかなくても、、と、


本当に気の毒で仕方がない。


小さな島国、日本のなかでも、


全く雨が降らなかった地方もあるのに、


あんなに酷い雨が短時間に降り、家や人を流すなんて。


地震があったから、地盤沈下していたり、緩んでいたりした、、とニュースでは言うが、


金曜日には、票を獲得するため議員達の顔色を見い見い、何の政策も言わない9人もの候補者が出て


「オレが(私が)総理大臣になりたいんだ!」と


我々の手の届かない選挙をする。


この夏の尋常ではない暑さや、来る来ると言われている「南海トラフ」地震ばかりでなく


降雨量だって、さんざん「嘗て経験がない」と言われていた。


南海なにやらばかりでなく、


現に震度5や、それ以上の地震は「頻発」している。


「もし、ここに再び三たび災害があったら」と、


どうして政府が考えないのだろうか。


もはや、以前の日本ではない、以前の地球ではない。


わかっていたって、個人レベルでは


非常持ち出し袋の用意くらいしかできない。、


こういうことこそ、、まして、大地震に見舞われて、復興もできずにいる地域に


何かあったら、、ということを「先」に、『政府』で考えて欲しい。


立候補者の1人は、被災地へ向かう為、


9人での討論会には「代理」を立てたそうだが、


あとの8人は、自分が総理大臣になることに必死。


災害なんか「どこ吹く風」に思っているように見えるのは私だけではないだろう。


今現在の被災地のことや、スーパーで買い物をしようと思えば一回りしただけで、


今までと同じ買い物でも、倍近いお金が飛んでいく「物価高」、


9人も時の与党議員が揃って討論会をするなら、


まず目の前の、国民が今困っていることを


真剣にどうするか考えて欲しい。


議員同士で選挙するわけだから、票が入らないようなことは言えない選挙なんて


国民にはカンケーない。


秋は雨が多い。二の矢、三の矢が来るなんてこと、


ないとは言えないのだから、


すぐに、なんらかの方法を考えて


一人でも、災害で死ね人なんか出さないように、


国でなんとかしなくちゃ!