今まで経験したことのない「暑さ」のなか

今まで経験したことのない大きな台風が

自転車の速度で、ノロノロと

日本列島を縦断しようとしている。

すでに鹿児島は直撃されたようだが、

今までに経験しなかったのは、台風と同時に竜巻が起きたり、

「伊勢湾台風のような」とか、、

、、(私たちが子供の頃に通り過ぎた台風)

それだって我々のような年寄りは「経験した」台風であって、

「今まで経験したことのない台風」となれば、

それより大きいものになる。

最大風速70メートルとか、推定雨量とか聞けば、

どうなっちゃうんだろ!と恐ろしいが、

いつも書くけど、「天災」だけは誰にもどうすることも出来ない。

ただ、この異常気象、、

もう随分前から、世界的に「問題視」されていたし、

とりあえずCO2の削減は叫ばれていた。

一般の者から言えば、節電やゴミの分別、それから

スーパーのビニール袋まで、

まあ、なんとか「出来ること」はやっているはずだ。

しかし、

「そんな程度」では、この温暖化の闇から

地球を救い出せるはずもない。

前よりは、「温暖化」の言葉だけでも世界的に「知られて」きただろうが、

どこかの国では、

「ねえねえ、オレとオレの国を見てくれよ!」

「見てくれなくちゃ、ミサイルぶっ放すゾー!」

とばかりに大ががりな「ミサイル発射」を繰り返す。

またある国では、

「オイ!この土地をオレ様に寄越せ!」と

銃や戦車、空爆を繰り返し、

いつになってもやめない。

そんな処に放出された「二酸化炭素」はハンパじゃないだろう。

よその国の話をしなくても、

日本の中だって、「ウラガネ問題をうやむやにして」

「次の総理大臣」を決めることにやっきになっている議員どもが、

「恐ろしい前触れの台風」に、

一家5人が生き埋めのニュースを聞いたって、

この異常な、二酸化炭素満杯の地球をなんとかすることより

「ウラガネ」に触れずに、「信頼回復」とか言っちゃって、

(信頼なんか、最初からしてないよ!回復ってなんだ?)

真剣に、異常気象対策を考えているふうもない。


気象庁は、相変わらず

よく聞いてみれば「起きてみなくちゃわからない」という態度。

みんな物価高のなか、われわれなんか少ない年金でチマチマ暮らしているのに、

血税を「そういう研究」に使わないで、

何が「信頼回復」なんだ!と言ってやりたい、、言えないけど。

あー、、百日紅(さるすべり)のこと、書こうとしたのに

台風のことでコーフンしちゃったよ!

百日紅(さるすべり)、、

私は、数年前から

街ですれ違った「イケメン」を、ずっとあとまで「あー、イイ男だったなあ!」と思うように(例えが変?笑)

一目惚れのように「気になっていた」。

前から言っているけど、

私には草花を愛でるような「風流な気持ち」も

「優しい気持ち」もなかった。

いや、あったのかもしれないが、

心のゆとりがなかったというのがほんとのところだろう。

しかし、この10年くらいの間

少しゆったり過ごせるようになり

東京育ちの私が、埼玉の片田舎の、自宅近所を散歩するようになった。

そして、春には春の(桜以外でも)花が咲くのをゆっくり味わい、

秋には木々の色づきなどにも目をやり、

冬でさえも、凍える土に根強く生きている草などに注意を払うようになった。

夏、

紫陽花が終わり、ひまわりがお日様に向かって花を咲かせ

空の青と、ギラギラする太陽の白い光の中で

汗を拭きながら、フト見上げた前方に

『ザ・花』と言わんばかりのショッキングピンクの花を咲かせた木が目に入った。

なにしろ、花の種類も名前も知らない私だから、

「えっ?なに?この花」「この暑さの中、なんて良い色の華やかな花を咲かせているの?」と、

びっくりした。

帰ってすぐ調べりゃいいのに、

「あのイケメン、いくつくらいだろ?」

「彼女いるのかな?」と、思うが如くに


(いや、そんなこと普段は思わないよ!マジ)


「あの花、なんていう花だろ?」と

ずっーと、思い続けたのだ。


やっと、今から3〜4年くらい前になって、「百日紅(サルスベリ)」だとわかった。


サルスベリ?そんな名前の木があるのは知っていたが


あんなに可愛い「華やかな色」の花を咲かせるのか、、


木はツルツルして、猿も滑っちゃうからでしょ?、、と思っていた。


今日、友達が


「サルスベリ、分けて鉢植えしたら根がついたから持ってきたよ!」と


持ってきてくれた。


あー、一目惚れのイケメンに出会えた感じ!


「長く咲くからね!」と、「百日赤」漢字名の納得の解説。


↓これはネットから。こういう色がね、大好き、一生懸命に生きている感じでね。



鉢植えは、あとから写真撮ります。