苦味のある蕗味噌が食べられるようになったこと、


山菜の天ぷらなんかを美味しい蕎麦と一緒に


食べられるようになったこと。


柚子胡椒なんか大好きになったこと。


まだまだある、、。


若い時には嫌いだったものが、今では「食べられる」を通り越して「好物」になったこと。


食べ物以外でも、音楽が同じだ。


若い時は、聴きもしなかった日本の曲、


昭和歌謡は(全く同時代に生きた者として)耳にこびりついているから


たいていの曲はカラオケの無茶振りであっても


歌えることは歌える。


しかし、艶歌(演歌)だけはずっと脇によけてきた。


もちろん演歌は、上手い人が歌わないと


聴く人に悪い。


コロナ禍で、すっかりカラオケに行く機会もなくしたが、


地元の年配の人達には、「歌を教えて!」と言われることが多い。


歌は教わってうまくなるもんでもない、、とは思うものの


「私ができることなら、、」と、


どんな歌がうたいたいのかを聞いてみる。


出たよ!演歌だ!


美空ひばり、青江三奈、石川さゆり、八代亜紀、くらいならまだいい。


天童よしみまで行ったらムリ!笑


あとは最近でも(名前はよく知らない)綺麗な着物着て歌う演歌歌手の歌。


たいてい、私に「歌を教えて!」と言う人は


そういう「演歌」が良いらしい。


蕗味噌や山菜天ぷらの苦味が「好き」になった今は


昔ほど演歌に「拒否反応」はなくなっている。


うん、演歌の「コブシ」も、今となっては


愛おしい気持ちではいるよ。


でもね、何十年もこの身に染みついたポップスのリズムとメロディ、、


なかなか「ど」のつく演歌に持って行くのは難しい。


ま、おばちゃん達は歌えればいい!って程度でいいらしいんだけどね。


しかし、、食べ物や趣味など、


ちゃーんと、歳とれば歳とったように


年寄りくさくなるんだね。


人間付き合いも一緒だよなー。




↑孫のディズニー土産。




↑パン好き、ジャム好きなワタシに


友から「橙ママーレード」。