今日から4月。


4月に入ると、


正月とは別の「新しい年」という気持ちが強くなる。


強くなると言っても、特別に何かするというわけでもなく、


あー、、今年は桜まだ咲かないなぁ、、くらいに思うだけなんだけどね。


エイプリルフールというのは、いつ頃からあったんだろ。


私が小学生の頃には


「4月1日、、今日はウソついても良い日だ」なんて言っていたから


もう70年以上前から、、多分「戦後」むこうから入って来た文化なんじゃないかしら。


「今日はウソついても、、」なんて、可愛いことだ。


今や、国会で堂々と「ウソ」を言う議員がうじゃうじゃいるし、


悪いことして知らんぷりする大人ばっかりの中で、


子供達だけが「ウソつくと地獄で閻魔様に舌抜かれる!」とか言って


半分以上信じていた、、。


どうやって嘘をついて生き抜くか、、


嘘や誤魔化しで、ウラガネならぬ、財産を築いたとて、


死ぬ時は裸(経帷子)で、六文銭を棺桶に入れてもらって、、みんな同じ。


閻魔様のところで、


ワタシは生きている時は財産をどれだけ築いて、、と言うのは通用しないだろう。


してみると、やはり閻魔様の前で


嘘を暴かれ、舌を抜かれるというのは、


案外的をついているかもしれない。


しかし、死んでみなくちゃわからない。


死んでないから、ウソもつき放題。


でもね、嘘をつくのは嫌だよね。


嫌だ、、と思うこと「だけ」で、閻魔様のところへ行ったら


舌だけは抜かないでくれるかも、、なんて思ったりして、、。笑


あ、ワタシは嘘はつかないよ。左矢印今日はエイプリルフールキメてる


長い人生だから、黙っていることはたくさんあるけど、、。


ということで、まだ桜の咲かない道。










上矢印うちのすぐ横の小径です。


桜桜桜咲くと綺麗です。


100歳の誕生日、3月に過ぎた母のところへ、


時々絵ハガキを送る。


何かの時に買っておいた絵ハガキが、たくさんあったのに底をついた。


コロナ渦以降、なかなか会えない施設の母に


少しでも寂しさを紛らわせてもらおうと、


ちょこっと一言、元気が出るようなことを書いて


出していたのだ。


そこで、


初めてのトライだったが、


絵手紙にして、「桜」を描いて送った。下差し


一昨年前、引っ越す前に住んでいた家の近くの土手。



母は70歳になった時に、先生について


日本画を習い出した。


母は昔から「絵」や「歌」が好きだった。


子育てにシュウトメの世話、娘4人には


洋服は全部、大人になってもミシンを踏んで縫ってくれた。


忙しい中で、好きな趣味をやりたいとも言えずに、

70歳になった時に


初めて「絵」と「民謡」を習った。


家庭を顧みぬ道楽者だった父は、さすがにその歳になれば


「やりたいことをやればいい」と母に言ったらしく


絵の道具を持って、かなり長い間


習いに行っていた。


民謡も、父に三味線を何棹か買ってもらって


通っていた。


だから、90歳近くになって、


もう通えなくなってからも


家で時間のある時は、ダイニングテーブルで絵を描いていた。


どうも、ワタシの歌なども


「自分のほうがうまい」と思っているフシがある。


初めて描いてみた「絵手紙」だけど、


多分「これはもっとこうした方がいいわ!」と


ダメ出しが入るだろう。


ま、それでも「ダメ出ししてやろう!」という元気があれば、それでいい。