もう春はそこまで来ているのだろうとは思う。


しかし、このあいだの異常な高温が

夢だったのか、、と思うほど、


冷たい雨が降り続いたあと、冷たい北風が吹いている。


それでも、洗濯物が乾くので、


今日は、部屋干ししていた洗濯物を


あちこちピンチで止めて、


盛大に干した。


夕方、洗濯物を取り込みながら


あまりの冷たい風に悲しくなった。


悲しいことがあった時、この冷たい風が吹いていたら


悲しさは2倍にも3倍にもなるだろうなあ、、なんて思ったのだ。


幸いにして、今のところ


震災にも遭っていないし、家族もみんな元気だし、


自分も、毎日、何事もなく過ごしている。


しかし世の中には、戦争でメチャクチャになった処にいる人、


誰かに虐待されている人、子供、


突然の理不尽な事故に遭う人、


災害に巻き込まれた人、


大好きな人に死なれた人、


信じた人に裏切られた人、


、、悲しい人はたくさんいる。


悲しい時に、この冷たい風は


悲しみを増加させる、、。


昨日、雨の中、


冷蔵庫が空になったので、すぐ近くのドラッグストアに買い物に出た。


少しくらいの野菜や果物なら間に合う。


それと、、パンや牛乳、


そんなものを買ってきた。


帰り道、








↑「寒緋桜」(多分ね)が、寒い中咲きかかっていた。










「ハクモクレン」↑、これも蕾が膨らんでいた。


そして、「ソメイヨシノ」も、よく見れば


花を咲かす準備をしているようだった。





誰に「教わった」わけでもないだろうに


いくら冷たい雨が降ろうが、風が吹こうが、


季節になれば、ちゃんと花を咲かせて、


人間を喜ばせてくれる。


「悲しいこと」があった人を慰めてくれるのかもね。