昨年8月に、引越しをして、、


70過ぎてからの引越しなので、


これから何年生きるかわからないジジババ2人の暮らしに


「いらない物」の凄まじい量を捨て、


引越し先も、少し駅から遠くなったというだけで、


バス停には近いし、緑豊かな「より田園感が増し」、


一年少し経ってみれば、「快適」と言うしかない環境。


住まいの面積も、殆ど変わりないのに、


不用品を捨てただけで、すっきりと暮らせている。


大物は食器棚やソファー、ダイニングテーブルのセット、乾燥機、


本棚や木製ロッカー、、


大袈裟でなく、家の中の「物」を半分以上処分した。


着るものも、死ぬほど捨てた。


勿論、年寄りの引越しは、息子や娘、嫁、婿、孫、、


「大きなカブ」を引っこ抜く図のように、


ジジババの後ろにズラッと助っ人がいたわけだが、


特にババの方は、「あ、それこっち!」「あ、そこじゃない!」などと、


身体は使わず、「口」だけの指図、、ありがたいことであった。


そんなガランとしたリビングと、広いベランダに


友達が毎日のように、せっせと植木の鉢を持って来てくれるようになった。


それまで、植物に気をとられることもなく


せっかくの田園環境なのに、草花を育てることもなかったワタシは、


やるとなれば、自分で言うのもナンだけど「マジメ」なので、


せっせと水やりをしている。


でも、まだ「愛のない水やり」の域は出ないんだけどね。











さて、このところ


洗濯物を干す時など、あたりから香る匂い。


「あー、、キンモクセイだ!」と、


一旦鼻につくと、家の中に入ってもまだ匂う。


世の中の大半の人が「良い匂い!」「いよいよ秋本番!」などと


喜ぶ「匂い」なんだと思うけど、、


アタシは、これダメ!


はい、バチ当たりだと思います。


思いますけど、ダメなんだよねー。


頭痛くなっちゃう。


本来はこの匂い、自然の「本物」の匂いのはずで、


この匂いを出して、鳥や虫などを呼んだり、


来られると困る相手を、寄せ付けなかったりするんだろうが、


あまりにも、「これ」に似せた「人工の香り」が


大量に出回り過ぎたんじゃないのかしら?


アタシは、トイレの(昔のね)芳香剤を思い出しちゃう。


ともかく、自然の香りにしちゃ「キツイ匂い」で、


頭痛持ちのウィークポイントが反応し過ぎちゃう。


バチ当たりだよね。


ごめんね、金木犀!


ちょっと歩くと、「匂いの元」にいくつも行き合う。







昨日の散歩風景。↑↓


週に3日だけ営業するパン屋さんとか、柳の木。