もうすぐ8月も終わりだというのに、


今日もまた、気温予報は35度を示す。


家の中は、冷蔵庫くらいに涼しくしているので、


外へ出なければ、暑い思いもしないが、


カンカン照りのベランダを覗いてみては、


「こう暑くちゃ、なんにもしたくない!」と、


ズルを決め込み、なんにもしない。


いや、時々、キッチンのシンクを磨いたり、普段の掃除に加えて、


少しぐらいは、気になるところを掃除したりはするが、


それもすぐ終わる。


何せ、汗かかない程度にしかやらないから。


これでは、運動不足に拍車がかかる。


自分で身体を動かさない分、野球を観たり、陸上競技を観たり、


昨夜はバスケットの試合を観たりして、掛け声だけは盛大にかけて、、笑。


思えば、野球やテニス、サッカー、体操、マラソン、ボクシング、水泳、スケート、ラグビー、バレーボール、卓球、バトミントン、、etc


今まで散々、「スポーツ苦手だけど観戦好き」なワタシが


力を込めて「観戦」してきたものの中に、


「バスケットホール」はなかった。


この度の、ワールドカップ「バスケ」、、


日本中の盛り上がり方はすごい。


それだけ、今になって、海外で活躍する選手も増えたし


日本ナショナルチームの実力が上がり、


注目されるようになったのだろう。


世界陸上でも、感じたことだが、


日本人は昔から比べれば体格も体力も


欧米並みになってきた、、とは言え


まだまだ基礎的な身体能力の発揮については、


アフリカ諸国や、欧米の選手たちと


肩を並べてスポーツを競うには、追いついていない。


って言うか、追いつくものでもないのかもしれない。


「同じ人間」と言ったって、


競技の勝ち負けはあっても、「出来ること」と「出来ないこと」が


それぞれにあり、


褐色の、野原を駆け回るDNAを持った人と、


帯刀、丁髷で、相手の隙を逃さず切り込むDNAを持つ日本人とは


まだまだ長い時間をかけなければ、肩を並べて「勝ち」を争う競技で優位にはならないのかもしれない。


スポーツ観戦の醍醐味としては「勝利」が第一なのだが、


綺麗事の「スポーツをする美しい姿」を観戦する、、ということに留めるのも「アリ」かも知れない。


余談だけど、


昨夜の解説者の興奮ぶりには、鼻白んだ。


昔の「なんと、申しましょうか、、」の野球解説者小西得郎さんや


最近亡くなったサッカーの金子勝彦アナウンサーなどの


ゆったりした口調の話しぶりが懐かしい。


世界陸上の女性解説者にも、


せっかくの観戦の興醒めになる「ひどさ」が

残念だった。


スポーツ苦手なワタシにとっては、


スポーツ観戦も、ドラマや映画鑑賞も音楽も


全部「心で受け止める」感動に繋がるので、


変な解説者なら「いらない」のです・笑。


↓先日、BSで放送していたパリ祭のコンサート。

画面から拝借。