国立劇場一月公演「新春歌舞伎・通し狂言『南総里見八犬伝』」を、NHKテレビで観た。
国立劇場の創立55年だそうで、「創立55年周年」も謳っていた。
段階の世代うまれの私は、すごい人数の同年代とともにここまで生きてきたが、
小中学はもちろん、高校時代も電車の中は「学生」だらけの景色で、
都立高校へ通っていたが、
確か、3年の夏頃、その前年秋に出来た「国立劇場」で
「歌舞伎教室」なる、鑑賞会(授業の一環だったか)があった。
ステージでは歌舞伎役者が、「あらごと」「せわもの」などの解説をし、
装束や、化粧の、役ごとに違う見せ方などを説明した。
ワタシは、「好きなこと」なら、一生懸命に学ぶが、
「そうでもないこと」は、あまり集中力を持てない。
子供の頃から、芝居鑑賞は好きだったので、
その、55年も前の「歌舞伎教室」の
歌舞伎役者の、解説や「見栄」を切る姿などを
今でもしっかり覚えている。
ミュージカルや芝居は、ずっと好きで、
機会があれば観に行っていたが、
歌舞伎も、子育てが一段落した頃
チケットを手配してくれる人もいて、何度も観に行った。
姉が70歳で亡くなる前、何度も誘って、ようやく2人で行かれるようになったのは二度くらいだったか、
「あなたのおかげで、文化的なことに触れられて嬉しいわ」と言って、
幕の内弁当を買ってくれて、幕間に2人で食べたことも思い出す。
そういえば、、今日は姉の誕生日、生きていれば77歳、
喜寿のお祝いをしてあげる日だった、、![]()
コロナのせいもあり、年金生活のフトコロ事情もあり、笑、
最近は、歌舞伎座も国立も行かなくなった。
NHK番組の「古典芸能への招待」で観るにとどまるが、
鮮やかな色、高らかな声、役者の身のこなし、、
テレビで「目の前」に観ることができるのも嬉しいことだ。
菊之助、、女形が美しかったけど、
最近は、年のせいで「若い小娘役」はムリになってきた感じ。
そのかわり、綺麗な若衆の役は、バッチリ。↓
(カツラがあっていなかった。コロナのせい?
カツラ合わせなど省略か?笑)
「南総里見八犬伝」は、ドラゴンボールなどの基になっているようだが、
むかーし、読んだものの、詳しい内容は忘れていた。
国立劇場55周年記念だったり、新春の初舞台だったりだからか、
ベテラン勢のお出ましで、
歌舞伎としては「贅沢」な番組だったが、
一番の「花形」「若手」が、
菊之助だなんて舞台は、もう令和4年になる「時代」には、
次世代の育成をしっかりしてもらわなくちゃ、、と思う部分もあった。
菊五郎、時蔵、左團次、、
大御所だが、立ち居もセリフまわしも、「やっと」の、
なんだか、観ていて「哀しさ」が湧いてきた。
いや、普通の年寄りとは断じて「違う」、大師匠達だが、
もう、逆にテレビの前で寛いで観劇を楽しむ姿であっても
誰も笑わないはず。
若手の歌舞伎役者がガンガン出演するのを、
監督するほうになる方達だ。
創立記念だから、ベテランが総出でお祝いするのかと思うが
あのベテラン役者達が、バリバリで出演していた若き頃も思い浮かべると
歳をとったからと言って、捨てられるようなことは断じてあってはならじと思うものの、
「哀しい」と思う気持ちをどうすることもできなかった。
いやー、アタシも、もう歌わない方がいいのかなぁ、、
あの歌舞伎大御所役者と、アタシは違うから、
そこで「並べて」考えるのもおこがましいけど、
年寄りとしては一緒だしねえ!
まあコロナいなくなったら考えるとするわ!











