私にしては、はじめてのことなのだが、
NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」を観ている。
いつも最初は観るのだが、そのうち観なくなってしまう。
今回は、わたしの母くらいの年代と、その娘の生涯
、ジャズや英語に対する興味、
ジャズ、サッチモ(ルイ・アームストロング)への関心の持ち方
今後、またまたジャズに遭遇する話の展開になりそうで、
私としては、自分の幼い頃からの
英語や音楽(洋楽)への憧れとダブる部分もあり、
とても面白く観ている。
年末年始は、朝ドラも休みだったようで、
今朝、続けて何話か放送したのを観た。
ルイ・アームストロングと言えば、
名曲や名言が多々残されているが、
有名になってからサインをする時に必ず
「ライス&ビーンズ」と書き加えたそうだ。
奴隷としてアメリカの地に連れてこられて、
ただ、畑や工場で働くだけの日常に
黒人霊歌などの音楽がどれだけ彼らの生きる力になったことか、、。
とりわけ、トランペットを吹くことが出来て、
歌も歌えるルイは、有名になったあと、
黒人達ばかりでなく、全世界の音楽の頂点に輝いた。
サインをする時には
「米と豆」という、最低限、命を守るための
神からの与えを「忘れない」という意味を込めていたのだと思う。
番組では、その「ルイ」の音楽を、戦時中にもかかわらず、
愛し、この後は「どの国の音楽も」聴いたり、演奏できる世の中になるように、、と、
主人公の父は、まだ見ぬ娘に「るい」という名をつけて
戦場に散る。
るいは、、当時の敗戦日本人は多かれ少なかれ、同じように人生を送ったのだろうが、
思いがけずに、「ルイ」の音楽に触れることになる。
私は子供の頃から、アチラの音楽が大好きで、
当時は、ラジオでしか聴けなかったジャズやポップスだったが、
しばらくすると、映画になったりテレビでも、動くあちらのミュージシャンの姿を観ることができるようにもなり
日本は、未曾有の
ガイジンミュージシャンを招致してコンサートを繰り広げるという好景気に突入した。
10代で、アメリカンフォークソングのコンサートを毎回聴きに行き
この歳になるまで、いろんなミュージシャンの演奏を聴きに行く機会に恵まれた。
ルイ・アームストロングは、行かずじまいだったが、
B.Bキングや、クラプトン(何度も)、サンタナなどは、
同じ時代に生まれて良かった!と、心から思いながら聴いたものだ。
サッチモという別名は、トランペットを吹く時の
「ガマグチ」のような大きな口を「サッチェルマウス」と呼んだとか
エラ・フィッツジェラルドが「サッチ ア マウス!」と言ったとかの説があるらしい。
そんな洋楽好きのワタシが、ワクワクするような内容の「朝ドラ」は
観るっきゃないのです、笑。
随分あとになって、
やっぱり「サッチモ」すごいなー!と思ったのは
映画「スイングガール」を映画館で観た時、
楽器を仕入れるために、高校生達が山に入って「松茸」をとる場面で、
猪に襲われて逃げるところがあり、
その時に「静止画」になったり「スローモーション」になったりする間中、
「サッチモ」の『この素晴らしき世界』がまるまる一曲流れる。
これが、映画館の大音響で流れる訳で、
黙って画面を観ている間中、涙が止まらなかった覚えがある。
この画面は、泣くところではなく、
笑うところだったのに。
それだけ、ルイ・アームストロングの楽曲が、
声が、歌が、心に沁みたということだと、あとで思った。
どうでも良いことだが、
うちの長男は、今や「知る人は知る」「知らない人は知らない」(笑)
ブルースマンだが、
高校一年くらいの時、中学生の弟のギターで、
近所の仲間とブルースバンドを作り、
バンド名は「ライス&ビーンズ」にした。
私は「えっ?あの?」と思ったが、
彼らは彼らの感性で(私は別に何の影響も与えていない)
「サッチモ」が大好きで、
そんなバンド名にして、彼らなりに頑張っていた。
今は「ブルージーキャッツ」です。
なんにしても、「音楽」が好きでいて、
どの国の音楽でも、聴くことや、演奏することの出来る世の中、
このままずっと続いて行ってほしい。
https://note.com/hisatune/n/n5a9c0ed6124d


