人の一生って、ほんとに長いようで短い。


若い時には、まだまだずっと先があると思ってた。


「今は若いから、バタバタしている」


「いずれ年取ったら、ゆっくり、、」


なんて、ノンキに思っていた。


毎日が子育てや仕事で、慌ただしく過ぎ


「いずれ」、、なんて、後回しにしていたことも


一つや二つではない。


気がつけば、「いずれやろう」と思っていたことも


年を取り過ぎてしまって


「いずれ」どころでなく


「とうとう、やらずに」過ぎてしまった。


道を歩いていても、


若い時は、「草花」などをゆっくり眺めているヒマはなく


「いずれゆっくり」、、見ることもあるだろう、、と


花の名前を覚えることすらせずに


どうも「ガサツ」な毎日を生きてきてしまった。


今になって、「早足」で歩くことも「ムリ、ムリ、チョームリ!」なワタシ、


後ろから来た人、何人にも追い越されるようなブラブラ歩きしか出来なくなって


やっと、


よそのお庭に咲いている花や、


街路樹の色付きなどに「気付いて」いるような状態。


あのバタバタしていた日に、


こんなに年取って、周りを見廻す自分など


想像もしなかったのに


アッというまに、こんなに年をとった。


のんびり歩きでも、


車を手放した今、私の住む地域では


とにかく歩かなければバスに乗るにも、


電車に乗るにも、「チョイと」出かけるわけには行かない。


まあ、今までが横着して


歩いて10分足らずのところでさえも、


車で行ってたから、これがフツーなのかも知れないが、、。


コロナ禍の今は、


予定も立てていないし、別に急ぐ用事もないので、


後ろから何人に追い越されようが、気にせず、


ただ健康のためにブラブラ歩きを「時々」する。


「やっと」目が行くようになった「花々」は


本当に美しい。










そして、こんなお店も!↓





焼き芋屋さんだそうです!


「写真撮っていい?」と聞いて撮りました。


「今度買いにくるからね!」と言って。